過去ログ - 八幡「彼女の笑顔が頭から離れない」
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/10/27(月) 02:54:37.50 ID:zb0yCBaF0
「あのさ、」
自分の声が震えているのがわかる。
声だけじゃない。膝も、喉も、手も震えている。
こんな気持ちいつぶりだろうか。
誰かに想いを伝えるなんていつぶりだろうか。
俺は深く空気を吸い込み、頭の中の原稿を読む。
「恋愛について、話したよな。理由がいるとかいらないとか」
「俺、さ…、体育祭んときからずっと、」
吸い込む空気が震えているのがわかる。
準備なんて間に合わない。一刻も早く緊張から解放されたい身体が言葉をひねり出していた。
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