22: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2014/10/30(木) 02:53:26.73 ID:1A2eEoY6o
●ふたりは
俺「待ったか?」
ハル「いえ、今来た所です」
あれから二ヶ月…俺達は何かある度に落ち合って作戦会議を行うようになった。
作戦会議とは言っても、普通に食事をしたり買い物をしたりしながら今後の対策を話し合うだけ…まぁ、ぶっちゃけデートのような物だ。
そして、ここまで言ってしまえば察して貰えるとは思うが…実質上、俺はハルと付き合っているような形になっている。
プライベートで会うのは勿論、手を繋いでキスをして………まぁあれだ、男女の関係になるに至っている訳だ。
今日もそうしていつものように俺の部屋にハルが泊まり………
寝付いたハルをベッドに残し、ベランダに出る俺。そこでディーティーの姿を見つけた
ディーティー「そう言えば、以前ダークチェイサーにやられた怪我の調子はどうだい?」
こいつが俺の心配をするなんて珍しい。悪い物でも食ったか?
俺「ハルのお陰で全く問題無しだ。さすがに痕は残ってるが、後遺症みたいな物は無さそうな感じだな」
ディーティー「成る程…ハルの魔力は予想以上だね。まさか、肉体に染み込んだ瘴気をここまで浄化するとは…本当なら今頃は……」
前言撤回。こいつは俺の身体じゃなくてハルの力の方に興味があったようだ
俺「なぁ…ところでディーティー、一つ聞いても良いか?」
ディーティー「内容によるね」
俺「お前ってさ…俺達がしてる最中どうしてるんだ?ってか、俺達のって、異世界のお前らから見てどうなんだ?」
ディーティー「………下品な事を。まぁ良い、答えてあげるよ。最中はこうやって気を利かせて姿を消して外に居るのさ。それと…今はこんな姿をしているけど、元はこの世界の女と同じような姿だからね、別に違和感とかそういうのは感じないよ」
その言葉に俺は驚愕した
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