31: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2014/10/31(金) 05:26:43.94 ID:ABiD8q66o
レミ「本当に?本当にそう?オニーサンが思ってるそれ、どこからどこまでが本当なのかな?」
何を言っている?何を知っている?何を吹き込もうとしている?
俺「レミ…君はどこまで知っている?それに…」
レミ「何者なのか…でしょ?」
そう言って手を離すレミ。それと同時に感じる寒気……そう、覚えのあるこれは………
俺「ダークチェイサーの瘴気………!?」
レミ「大正解ー」
言い終わると同時に俺は視線をレミに戻し、その光景を見る。
脱がれた制服がダークチェイサー特有の瘴気を持った塊へと代わり、今度はその塊がレミの身体や顔を覆って服を形成して行く。
俺「お前…人間じゃなかったのか!? 人型の…ダークチェイサー…!?」
失策だ、完全に失念していた。多種多様な形状を持つダークチェイサーの事。人間の姿をしていてもおかしくは無い。
レミ「ブッブー、それは不正解」
俺「……どういう事だ?」
外れだったようだ。ならば一体どういう事なのか。多分答えが帰って来るだろうから、問い質してみる事にした。
レミ「私は人間だよ?ちゃぁんとこっちの世界生まれの日系ハーフ」
カラコンと髪染めかと思っていたら天然物だったようだ。いや、今はそんな事はどうでも良い
俺「だったら何故こっちの世界の人間がダークチェイサーなんかと一緒に居るんだ。レミ自身は危なくないのか!?」
レミ「あ、そこで心配してくれんだ…やっさしー。でも大丈夫、元々この子達は人を襲ったりしないから」
俺「………………は?」
何を言っているんだこいつは。人を襲わない?そんな筈があるか。現に俺は襲われているし、他の被害者も聞いている
俺「嘘を吐くな、俺や他の人間にも被害者は居た筈だぞ!」
レミ「ぁー…それね。…………ゴメン!」
俺「………はっ!?」
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