過去ログ - 魔法少女ダークストーカー
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601: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2015/06/20(土) 05:03:57.22 ID:JdQV9+5Jo
●よくぼう

ハル「本当の世界とIfの世界を繋ぐ事が出来る存在…ミクトランより這い出した蜘蛛」

ハル「絶望の最中で再会して和解したディーティーと一緒に、その蜘蛛を取り込んで…まぁ、取り込み切れずに一部を逃してしまったんですけどね」

ハル「ともあれその蜘蛛の能力により、私は二人が生きている世界を…本当の世界を知りました」


俺「………」


ハル「最初は…自分が虚構の存在だと知って戸惑いましたが、それにも馴れて…色んな事を考えるようになりました」


ハル「どうしてあの世界の私には二人が居て、私には二人が居ないのか!」

ハル「私とあの世界こそが…二人に望まれて生まれた世界なのに、何故二人が居ないのか!」

ハル「望まれていた私と、二人が一緒に居る世界こそが本当に望まれた姿の筈です!」


ハル「………そう考えたら、答えはすぐに出て来ました」


ハル「私があの世界に行くか、あの世界の二人を私の世界に呼び込むか…どっちにしたかは、今更説明する必要もありませんよね?」

俺「それが今回の事件だからな…んでも、何でそっちの方法にしたんだ?」


ハル「あの世界には、既に私が居たからですよ。勿論力ずくで入れ替わる事も出来ましたが、それは目的を考えれば得策ではありませんでした」

俺「確かに…いきなりハルを並列世界のハルが乗っ取ったりなんかしたら、俺達の中に警戒心や敵対心が湧かない訳無いよな」

ハル「と言う訳で…何度かの実験を繰り返した後、二人を呼び込む事にしたんですが……そこで問題が起きました。想定しては居た事なんですけどね」


俺「案の定、元の世界のハル達の抵抗に逢った…この子が俺達に助けを求めて来た…って所か」


ハル「それもありますが…一番の問題は貴方です。何かしらの方法で抵抗はするとは思って居たんですけど、この方法は除外すると考えて居たので」

俺「……ん?それはどれの事だ?俺はどっちかって言うと、抵抗って言うよりも流され流されここまで来てるんだが…」

ハル「自覚出来ないのであれば、そのままで結構です。ただ…」


と、言葉の途中で光の刃を構えるハル。そして何故か、その刃を俺に向けて構え…


ハル「このままだとトゥルーエンドにはなら無いので………消えて下さい」


――――俺に向けて振り下ろす


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