過去ログ - 魔法少女ダークストーカー
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631: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2015/10/05(月) 10:14:39.11 ID:IrlJTJcoo
●ふたつの

同時に加速空間を展開する、俺とハルA

間髪入れぬ閃光のような踏み込みと共に、俺へと迫る…ハルAの光の刃

だがその刃が俺に届く前に…カライモンが間に割って入り、ハルAの刃を遮る。


ハルA「またですか…でも、その程度の時間稼ぎをした所で…」

カライモン「………それはどうかな?」

ハルA「……えっ?」


ほんの一瞬だけ俺から離した視線…それを戻すハルA

だがその一瞬の油断がここに来て大きく戦局を傾ける。


カライモンの後方…僅かにハルから死角になったその場所で展開する加速空間…いや

元々展開した加速空間に加速空間を加え…更にもう一つ重ねた三重加速状態で、ディメンションスレイヤーを創り出す。


少々、いや…かなりの勢いで無茶をしたせいか

全身…それこそ頭の奥深くから足の指先に至るまで、ありとあらゆる場所が負荷に耐え切れずに悲鳴を上げる。

二振の剣を握るだけで精一杯…指の一本動かす事すら儘ならない。


力を振り絞れるようになるまで、あと数秒…ほんの数秒あれば良い

俺自身の状態を把握して、予測を弾き出す。

そしてそんな僅かな間に、ハルAはカライモンを弾き飛ばし、俺へと迫るが………


遅い


ハルAに向け…光の束が真横から襲い掛かる。


ハルA「しまっ…」

光の束の元を辿りるハルA…その先で待ち受けるのは……ライトブリンガーへと姿を変えた、ハル。


ハルA「そんな…どうやって…」

ハル「注意が逸れている間…に彼が一瞬だけ加速空間を形成して、脱出させてくれたんですよ」


そして…ハルAの注意がハルに向いている間に、最低限だが…俺は力を取り戻し


ディメンションスレイヤー…二振の剣を携えて、ハルAへと斬りかかる。


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