過去ログ - ロールシャッハ「シンデレラガール?」
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9: ◆v.By3fESrTsY[saga]
2014/10/27(月) 00:24:25.67 ID:0UVqtW8J0
???「いらっしゃいませー♪ あ、いつものでよろしいでしょうか?」

ロールシャッハ「ああ、チリドッグを一つ」

???「かしこまりました、少々お待ちください」

ロールシャッハ「…」

この街に来てから数日が経った。店の馴染みになるには十分な日が過ぎたという事だろう。
今のところ奴は現れていない、しかし、情報がまだ手に入れられていないのも事実だ。
今夜は方向を変え、西を探ることにしよう。
銃に封入するガスも探さなくては…。

???「いらっしゃいませー♪」

P「あ、志保ちゃん、こんにちは」

地図を広げ、経路を確認しているとプロデューサーが入店してきた。
そもそもこの店に入り浸るようになった理由はこの男の調査のためだ。
鴨を追いかけ、狂犬が身内に潜んでいたなど笑いごとではない。

志保「あ、Pさん、またですか?」

P「いやあ、ね、志保ちゃんもまんざらじゃないんでしょ?」

志保「まあ、それは…でもいきなり『ティンと来た!』って言ってスカウトしますか?」

スタッフ「槙原さーん」

志保「あ、はーい! じゃあ、すいません、Pさん。スカウトの件、近いうちに連絡します」

P「うん、無理にとは言わないから」

ヘラヘラとふやけた笑顔を浮かべウエイトレスに手を振るプロデューサー。
数日の間顔を脱いで足取りを追ったが、その行動は典型的な勤め人に過ぎなかった。
…もっとも、調査するまでもなく、この男にそれほどのことができるとは思っていなかったが。


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