過去ログ - 勇者「こうなったら屁で満たすしかない」賢者「!?」
1- 20
1:</b> ◇WnJdwN8j0.<b>[saga]
2014/10/31(金) 19:37:50.11 ID:sgWc7EID0
今日中に終わらせたい予定。
食事中にご覧下さい。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 19:38:31.55 ID:sgWc7EID0
賢者「何を言っているんですか勇者様!」

勇者「シッ!魔王に聞こえる」

賢者「魔王は武闘家さんと盗賊さんとの戦いに集中しています」
以下略



3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 19:39:09.37 ID:sgWc7EID0
拝啓母上様。
私は今、勇者様達と共に魔王城へ来ております。
ですが道中で大分スタミナを消費してしまい、そのまま焦るように魔王に挑んだもので、私達は窮地に立たされていると言っていいでしょう。
私のMPももはや最大値の4分の1、回復アイテムも尽きてしまい、最終決戦に相応しい緊張感を醸し出しております。

以下略



4: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 19:39:50.37 ID:sgWc7EID0
勇者「見ろ、武闘家を」

賢者「?」


以下略



5: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 19:40:27.60 ID:sgWc7EID0
拝啓我が親愛なる友、魔法使いさんへ。
私は現在、最終決戦で苦戦しております。この戦いが終わったら年頃の少女に戻り、また貴方と語り合いたいものです。
語り合いと言えば先日、私は貴方に恋の相談をしたと思います。私は恋の相手の事を、逞しくて聡明な方だと説明しました。
ですがそれは間違いだったようです。今現在私は、自分の中で初恋が冷めていくのを実感しております。

以下略



6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 19:42:35.79 ID:sgWc7EID0
武闘家「なるほど屁か」

盗賊「勇者の考えそうなことだね」

賢者「私は予想外でしたよ」
以下略



7: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 19:43:08.88 ID:sgWc7EID0
拝啓お師匠様。
私は今、世界に平和を取り戻す為の最大の壁に挑んでおります。
お師匠様はおっしゃいましたね。「彼らとなら魔王を倒せるかもしれない。だからお前はお前の力を出しきれ」と。
逞しくて聡明な勇者様、己に厳しく弱者に優しい武闘家さん、大らかで勘の良い盗賊さん。彼らは確かにいい仲間でした。
ですが私は今の今まで大きな勘違いをしていたようです。
以下略



8: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/10/31(金) 19:45:00.57 ID:sgWc7EID0
以上がメモ帳に書き溜めた分なので、時間置いて続きを投下致します。
長くならないように気をつけます。


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/31(金) 20:14:43.73 ID:YsTt67+tO
期待


10: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:39:30.63 ID:sgWc7EID0
勇者「ぐあああぁぁっ!」ドサッ

魔王「ククク勇者よ、やはり剣なしでは無力だな…」

勇者「無力ではない!勇者とは剣で戦うのではない…希望で戦うんだ!」
以下略



11: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:40:06.61 ID:sgWc7EID0
勇者「よっしゃ行け、2人ともおおおぉぉぉ!!」

武闘家「フヌオオオォォォォォ」

盗賊「どりゃあああぁぁぁ」
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:40:41.32 ID:sgWc7EID0
武闘家「そろそろいいぞぉ賢者あぁ!!」

盗賊「やっちまいなー!!」

賢者(あぁ、まさか本当にやる羽目になるなんて…)
以下略



13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:41:16.23 ID:sgWc7EID0
勇者「お前達イイィィ!!実はこいてなかったんだろ、戦闘音で誤魔化しやがってええぇぇ!!」

武闘家「あぁ!?俺はでっけぇのをぶっ放したわ!!」

盗賊「私だって!こきながら走るっていう華麗なテクニックを披露したよ!!」
以下略



14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:41:49.65 ID:sgWc7EID0
魔王「この魔王の間を屁で満たし、着火する作戦…とっくに見破っていたわ!」

勇者「な、何ィ!」

賢者「それを見破れる貴方も十分頭がおかしいですね」
以下略



15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:42:41.77 ID:sgWc7EID0
魔王「ぐヮばドゴオオォォォォングチャグチャッ

勇者「うわあああぁぁ、魔王の顔面が爆発した!!」

武闘家「ぎゃあぁ、脳みそが服についたー!!」
以下略



16: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:43:11.12 ID:sgWc7EID0
魔法使い「賢者ちゃん、疲れきった顔してるね?」

賢者「えぇ、まぁ…」

師匠「ほっほっほ、あの長い旅を終えたばかりじゃからのう」
以下略



17: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:43:39.55 ID:sgWc7EID0
勇者「ハハハ冷たいな賢者は。俺たち仲間じゃないか!」

賢者「元ね。何しに来たんです」

武闘家「実は魔王は倒したが、魔王の意思を継ぐ者が後に現れるかもしれなくてな…」
以下略



18: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:44:06.74 ID:sgWc7EID0
武闘家「記録の者には少しの誤りもないよう、正確に魔王戦での様子を伝えておいた!」

賢者「ちょ、屁のことや勇者様が粗相したことも」

勇者「勿論、正確に伝えてある!」キラーン
以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/31(金) 20:45:42.55 ID:sgWc7EID0
読んで下さりありがとうございました。
次があればマトモな話が書きたいです。


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/31(金) 21:23:20.64 ID:jWgHu+1AO
前作はかなりマトモだったでしょwww


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/02(日) 04:05:34.08 ID:nGNjj7jOO
ワロタ



22Res/10.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice