過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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◆YmkUtqcs4Y
2014/11/02(日) 22:42:29.55 ID:90xtCwSL0
「もうズタズタで着れないや・・・・」
ぼくちんが着ていた服はモノクマキッズに引き裂かれて、今は裸同然の姿になっていた
運よくモノクマキッズの服が落ちていたのでぼくちんはそれを着た
服が女の子用のもので、白いネバネバが全体にかかっていたけど、いくら嫌われ星人の僕でも裸で歩くのは嫌だ
覆面のかわりになりそうなものはなかったけど、今は地上に出てモナカちゃんのところに戻るのが先決だ
仕方なく女の子の服を着ると、僕は地上に出た
「そんな・・・・嘘でしょ・・・・?」
塔和ヒルズは半壊し、エクスカリバー号は墜落
おまけに通りにはモノクマの残骸の山
モナカちゃんは?
言子ちゃんは?
渚君は?
今すぐ泣き喚いて探しに行きたかった
でも・・・
「おい!あそこにガキがいるぞ!!!」
「へへっ!イイ顏してんじゃねーか!たっぷり楽しんだら未来機関参上とでも書いて吊るしてやれ!!!」
男の「魔物」達がぼくちんに向かってきた
手に鉄パイプを持って
〜 逃げなきゃ! 〜
心の中ではそう思っても身体は全然動かなかった
その時僕はようやく思い知った
「希望の戦士」なんかではなく、ただの弱い子供になってしまったことに・・・・
「ビデオ撮影して裏でながしてやろうか?」
「いいねー何なら解体ショーも付けたほうが儲かるぜ!」
僕の目の前が暗くなる
言子ちゃんから、「魔物」がどんなことを言子ちゃんにしてきたか教えてもらったことがある
その時ぼくちんは男の子だから、そんなことはされないと言ったっけ
― いいですか?魔物に性別に関係ないんですよ!浣腸されてお尻に入れられることもあるんですよ ―
きっとぼくちんはお尻に入れられるんだ
そして・・・・
ぼくちんが目をつぶった瞬間だった
「そこまでだよ!!!!」
風に翻る紺の短いスカート
その中に見え隠れするスカイブルーとホワイトの縞パン
あの日、僕のドクトルボンゲロを破壊した「魔物」ぼくちんを背に立っていた
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