過去ログ - クローバーの冠
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/02(日) 11:42:33.02 ID:BnlmAbzTo

犯人は依然捕まっていないが町が落ち着いてきたそんな時だった彼女に出会ったのは、
そんなところから物語は始まる。

「ここの公園よく来るんですか?」

飲み過ぎ食べ過ぎのせいでそろそろ運動しないと行けないと思い公園でジョキングをして休憩がてらベンチに座っていた時、
そんな風に彼女は声をかけてきた。

「あぁ健康のためにジョキングしによく来るんだよ」

これは実際嘘だジョキングにきたのはこれで3回目だ、なぜこんな嘘をついてしまったかというと簡単にいえば見栄ってやつだ、
女の子に話しかけられた時つい格好良く見せようとしてしまうのはだれでもあることだろう。

「そうなんですか!私ダイエットのためにジョギングしてみようと思って今日初めて来たんですよ!」

聞いてもいないのにやたらと自分のことを話したがるあたりと見た目から高校生なのか?
そんなことを考えてつつ生返事をする。

「あっ… ごめんなさいいきなりこんな風に話しかけられても迷惑ですよね、なかなかこの公園歳の近い人がいなくてつい」

そう言われ周りを見てみるとたしかにそうだ一人で走っているときは気にしなかったが休日だというのに老人ばかりだ、
まあそれなら自分に話しかけてきたのもわからなくはない。

「ここは基本的にご老人しかいないから君みたいな若い子に話しかけられたものだから驚いたよ、君高校生?」

あくまでここの常連であるかのように振る舞うそしてそれとなく疑問だった事も聞いてみる。

「そうです!今年2年生になったんです!ピチピチのJKですよ」

ピチピチのJKがダイエットのためとはいえなぜわざわざ休日にジョキングなんかしてるんだ、
そんなツッコミも入れたかったがまあ色々あるのだろうと思いやめておこう

「良かったら一緒に走りませんか?」

女子高生と走っていると言う絵面を一瞬想像する、大丈夫かこれ?そう思い一瞬ためらうが断るわけにも行かず

「あぁいいよ」

そう答えてしまう、まあ見栄ってやつだ


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