過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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112:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:29:45.01 ID:agZ8HDU50
獣王「いいのか? 殺してしまうぞ? 腹を裂いて腸を啜り、苦悶の表情で首を切り取り晒し者とするぞ?」

獣王「いや、そのためか? 自身が逃げる時間を稼ぐために、それこそが望み通りだと?」

獣王「く、は……はは!! はははははは!!!!」

 怒りを一周して、獣王に込み上げてきたのは笑いだった。
 あんな奴を相手にするために、こんな辺境までやって来て、時間を無駄にした自分が滑稽で仕方がなかった。
 獣王はこの瞬間、『伝説の勇者の息子』に対して一切の興味を失った。
 獣王は倒れ伏す戦士たちを一瞥する。
 止めを刺してやってもいいが、もうこれ以上あんな小虫のために手を煩わせるなどまっぴらごめんだと獣王は思った。

獣王「魔王様には伝説の勇者の息子など、相手にする価値なしと報告しよう。あんな小虫が命をかけて我らに挑んでくるなど……あり得ん」




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