過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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名無しNIPPER
[saga]
2014/12/24(水) 00:28:31.25 ID:agZ8HDU50
だがそれでも獣王の足は止まらない。
勇者「お、お願いします!! じゅ、獣王様!! あなたを楽しませるためなら、裸踊りでも、何でもしますから!! だ、だから!!」
獣王の足は止まらない。
勇者「ひいい! い、嫌だ、やだ…! や、やめる、やめます!! もう魔王討伐の旅なんてしません!! おねがいです、命は、命だけはぁ……!!」
獣王は遂に勇者の目の前に。
勇者を見下ろす獣王の眼差しは冷たい。
勇者「は…や…そ、そうだ、こんな屑野郎介錯したら、獣王様の爪が汚れちまいますよ…へ、へへ……」
ごくり、と勇者は唾をのむ。
獣王の腕が一瞬、ぶれた。
そして次の瞬間には勇者の右肩から左の腰まで肉が裂け、血が噴き出していた。
勇者「あぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!」
獣王「囀るな糞虫がッ!!!! 潔くせねば、骨の髄まで苦痛を味わわせてから殺してやるぞ!!」
勇者「ああああひいいいいいいいいいいい!!!! 痛い痛い、嫌だ嫌だ嫌だ!! 痛いのは嫌だ、死ぬのは嫌だあああああああああああああ!!!!!」
勇者は腰に下げていた袋に手を入れる。
その中に保管していたあるアイテムを掴み、即座に発動。
魔力に包まれた勇者の体が、勢いよく空中に飛び出した。
雨によりその姿は遮られ、勇者の姿はあっという間に獣王から見えなくなる。
獣王「『翼竜の羽』……だと…?」
獣王は唖然とした声で呟いた。
そして、倒れている武道家、戦士、僧侶の姿を見回す。
獣王「あの小僧……よりにもよって、仲間を捨てたのか!?」
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