過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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163:名無しNIPPER[saga]
2015/02/01(日) 20:15:29.53 ID:pWickg4a0
 戦士と僧侶は次の町へ向かうため、第六の町を後にする。
 そこには戦士と僧侶だけでなく、武道家の姿もあった。

戦士「いいのか? 私たちについてきて」

武道家「お前たちだけで行かせては何がどうなるかわからんからな」

僧侶「武道家さん…ありがとうございます」

武道家「かまわんさ」

武道家(勇者は必ず戻ってくる……今はそう信じて、このパーティーを守り抜くしかあるまい)

 草原を進む一行を遠巻きに眺める影があった。
 ひとつではない。群れだ。
 唸り声を上げ、三人の様子を伺いながら、少しずつ距離を詰めてくる。
 狼型魔物の群れ。
 戦士は背中から剣を抜く。
 武道家はその場でトントンと二度跳ねた。

武道家「初めて見る敵だな……さて、どうなる…」



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