過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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[saga]
2014/11/30(日) 17:39:40.63 ID:AszI6XDJ0
武道家「さて、これからどうする? 戦士の容体も僧侶の治癒で落ち着いてはいるが、完治はしていない。やはり、神官クラスの『僧侶』に看てもらう必要があるだろう」
僧侶「ここから町までそう遠くないとは言え、眠っている戦士を運びながらでは時間もかかります。それに、戦闘面でも不安が残ります。戦士を庇いながらでは、とてもいつもの様に戦えるとは思いません」
勇者「あー、その辺は大丈夫。心配いらないよ。これを使う」
そう言って勇者が二人の目の前に差し出したのは―――
武道家「『翼竜の羽』!? お前、こんなものをどこで…!」
僧侶「過去に足を踏み入れた地になら、その場所をイメージするだけでその場所まで使用者を飛翔させるアイテム……」
僧侶「そもそもの生産量が少ない上、魔物が跋扈するこの時代においては無二の運搬手段として各地の商会や国家が独占しており、市場に流れることは滅多になく、かなりの高値で取引されている翼竜の羽を何故勇者様が!?」
勇者「解説ありがとう。実は出発の時に国王からもらってたんだ。太っ腹なことだよ。ただ、数は三つしかないんだけど」
勇者「じゃあ早速第一の町まで戻るから、二人とももっと寄って寄って。特に僧侶ちゃん。一緒に飛ぶためには体密着させないとだから。だからほら」
武道家「そんな事実は無かろう。使用者と少しでも物理的な接触があればそれも対象と見なし、魔力のフィールドで包んで飛翔する仕組みになっていたはずだ。質量に限界はあったはずだが」
僧侶「勇者様…?」ジィー…
勇者「いや違うよ僧侶ちゃん。俺は確かに王様にそう習ったのよ。困るねーこういうプチドッキリされるの。あと武道家は後でお前覚えとけよホントお前ホントに」
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