過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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894:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/11(月) 23:54:40.57 ID:50uoFRyB0
 第四中継点―――『エルフ族』・『武の国』混成軍。

 指揮官:エルフ長老


エルフ長老「まさか我らが人間共と共闘することになるとはな」

エルフ少年「何だよまだグチグチ言ってんのかよ長老」

エルフ長老「お前は少し目上に対する口の利き方を覚えろ。……割り切れぬものがあるのだ。お前達より長く、永く、人間というものを見てきている故な」

エルフ少年「そんなこと言ってたって話は前に進まないだろ? 勇者達を見てさ、人間だってそう悪いもんじゃないってことがわかったじゃん。だったらさ、俺達も態度を改めなきゃ。だろ?」

エルフ長老「年を取るとな、そんな風に柔軟に物事を考えることは出来んのだ」

エルフ少年「それ、偉そうに言う事か?」

エルフ長老「……そうだな。その通りだ。年寄りの保守的な考え方は、これからの世界には邪魔なだけなのかもしれんな。いつだって世の中を作るのは若者だ。そうあるべきだ」

エルフ少年「じいちゃん……」

エルフ長老「生き残れよ。決して死ぬな。生き残って、次のエルフの長を務め、エルフの在り方を変えてみせよ。エルフの若者よ」

エルフ少年「げっ!! 嘘だろ!? 何で俺が!? それなら姉ちゃんだろ、順番的に考えて!!」

エルフ長老「あやつは駄目じゃ。考え方が自由主義過ぎて危なっかしい。下手したら人間の子を孕むぞ、あやつは」

エルフ少年「弟の前で姉ちゃんが孕むとか生々しい話すんじゃねーーーッ!!!!」



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