過去ログ - 「雪歩のグルメ」
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1: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:28:23.81 ID:3Df27OWu0

目の前には一人用の小さなコンロ。
カセットではなく、ガステーブルで繋がれています。

店員さんがつまみを捻るとボワっと炎が燃え上がり、その熱が伝わってきました。
コンロの上に乗せられているのはお鍋。
銀色のお鍋が火に熱せられ、中の具材がスープとともに暖められていきます。

そうしてしばらく待っていると、ぐつぐつと煮える音が聞こえてきました。
キャベツとニラがしんなりとして、スープのいい香りも立ち上ってきます。


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2: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:29:31.30 ID:3Df27OWu0

まだ、まだです。
焦っちゃいけません。
まだお野菜にはちゃんと火が通っていません。
何よりも、お肉。
以下略



3: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:31:13.78 ID:3Df27OWu0


――――数時間前


以下略



4: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:33:20.57 ID:3Df27OWu0

スタッフ「それじゃあ、次回もよろしくおねがいしますね」

雪歩「はい!」

以下略



5: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:34:19.84 ID:3Df27OWu0

現場を後にして、駅までの帰り道。
秋を通りすぎてもう冬なんじゃないかってくらい寒いです。
こんなに寒いと、何だか暖かい物が食べたくなってきますね。

以下略



6: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:35:39.04 ID:3Df27OWu0

雪歩「何がいいかなぁ……?」

焼き肉とも思ったけど、明日はお芝居の稽古が入っているので流石にそれは控えましょう。
けど、お肉を食べたい気持ちもあってすごく心が揺れ動きます。
以下略



7: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:36:32.21 ID:3Df27OWu0

ちょうど通りがかったお店にお鍋の文字が。
お外の看板にも『鍋始めました』と書いてあります。
通りに面した窓側の席を外から眺めると、どうやらホルモン焼きのお店みたいですが、皆お鍋を食べています。

以下略



8: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:37:24.70 ID:3Df27OWu0

お店の中をぐるっと見回すと、一人で来ている女性客の意外な多さに驚きます。

雪歩「よく見たら店員さんも女の人が多いなぁ。何となく選んだお店だけど、得した気分です」

以下略



9: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:39:38.39 ID:3Df27OWu0

雪歩「うぅ〜、どっちも美味しそうで選べないですぅ」

仕方ないので、どちらにしようかなで決めました。
その結果。
以下略



10: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:40:19.75 ID:3Df27OWu0



――――――現在

以下略



11: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:41:09.81 ID:3Df27OWu0

雪歩「さて、お次はメインのホルモンですよ〜」

そういえば中学の時に理科の先生が、ホルモンは昔が捨てていた部位で。

以下略



12: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:43:18.33 ID:3Df27OWu0

雪歩「いただきますぅ〜。あむっ……んっ! ん〜〜!」

プリッとした食感に、噛めば噛むほどスープの味が染み出し、飲み込み時が分からずいつまでも噛んでいられる幸せがお口の中で交じり合っています。
まだ飲み込めずにいる中で次のホルモンにお箸を伸ばし掴みます。
以下略



13: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:44:34.26 ID:3Df27OWu0

ふとメニューを開き、あるものがあるか確認します。

うん、あった。

以下略



14: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:46:46.02 ID:3Df27OWu0

ご飯が来るまでにお野菜とモツをいっしょに食べましょう。

雪歩「はむっ……はぅ〜……ニラの苦味がたまりません」

以下略



15: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:49:21.32 ID:3Df27OWu0

いかにもホルモンって感じのホルモンと一緒にご飯がお口の中で、まるでダンスを踊っているような、いつまでも食べていたいような、そんな幸福感に包まれました。

ご飯が来た事で、元々早足だったお箸の動きは駆け足となり、気がつけばご飯は一つまみ、お鍋の中にはハチノスがひと欠片となっています。

以下略



16: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:50:32.05 ID:3Df27OWu0

さて、美味しいご飯を食べた後はお会計をしましょう。
伝票を掴んでカウンターに向かいます。

店員「3150円です」
以下略



17: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/11/03(月) 22:51:58.26 ID:3Df27OWu0
終わりです。

先日もつ鍋を食べたので書いてみました。

少しでもお腹を空かせられたら幸いです。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/03(月) 22:53:40.81 ID:AoAFiNF8o
乙です。
自分はモツとか苦手ですが、とても美味しそうだと感じました。


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/03(月) 22:54:46.35 ID:5ucepCBlo
乙〜
だがメシテロは許さん


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/11/03(月) 23:09:46.68 ID:il3KwKHV0
腹が減ったぞどうしてくれる!おつ!!


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/03(月) 23:42:40.72 ID:m9BFR9dJ0

うぉん
雪歩はまるで


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