過去ログ - 老紳士「あなたの『理想』、叶えましょう」
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21: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2014/11/04(火) 00:30:01.86 ID:uva25JCT0

「わかっていた……」

俺は□□の前で泣き崩れた。

「本当はわかっていた……失敗するのが怖くて、恥をかくのが怖くて、
 就活で何をしていいのかわからなくて、自分の行動が無駄だと言われるのが怖くて、
 だから、失敗した奴らを笑ってごまかそうとしていた……」

□□は無言で俺の話を聞いていた。

「あれをやっても無駄、これをやっても無駄と決めつけていた……
 何もしないことこそが一番の無駄なのに……」

そして、□□が俺に語りかける。

「……今でも、失敗は怖いですか?」

それに俺はこう答えた。

「……怖い。でも、何もしないまま終わるのはもっと怖い」

それを言った直後、□□の姿は消えていた。



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