過去ログ - 八幡「俺たちでバンド?」雪乃「そうよ」
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:32:30.99 ID:LAvZBq5ro
よく考えてみると、言われたのは直接的じゃないんだよな。ただ、俺の感想に同意しただけだし。
でも、それでも、ただの同意にあんな目をするだろうか。
月から離れた視線が俺に向いた時の川崎の目は、まるでそこに宇宙の全てがつまっているかと錯覚してしまうほどに、輝きに満ちていた。
以下略
142
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◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:33:18.10 ID:LAvZBq5ro
八幡「川崎がああ言ったのは、ただ満月で本当に月が綺麗だったから」
八幡「目が真剣だったのは、暗くて周りが見づらかったから。つまり俺に向けられた視線ではない」
LED。照明終了。
以下略
143
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:34:31.70 ID:LAvZBq5ro
八幡「さて、勘違いも解消したしギター弾くか」
フレンズのギターソロのところを完璧にしねぇとな。あそこミスったらマジでカッコ悪りぃ。
八幡「…………」
以下略
144
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:35:07.61 ID:LAvZBq5ro
二週間後
死ぬ気の練習のおかげもあって、俺たちのバンドはもうかなりの完成度になっていた。残るは最後の微調整程度である。
八幡「人間為せば成るもんだなー」
以下略
145
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:35:41.96 ID:LAvZBq5ro
俺がゲンナリしているのを見て心情を察したのか、材木座はそのまま続ける。
材木座「用なしで話しかけてはいかんのか?」
八幡「別にダメってわけじゃないが、友達でもないのに用なしで話しかけるとかないだろ」
以下略
146
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:36:18.99 ID:LAvZBq5ro
八幡「んじゃ、用がないなら俺はか――」
ゴーインゴーインアロンウェーイ
八幡「む、電話……あれ?」
以下略
147
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:37:07.71 ID:LAvZBq5ro
材木座が受話器から耳を離す。
八幡「……何だって?」
材木座「軽音部の部長からでな」
以下略
148
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:38:03.23 ID:LAvZBq5ro
八幡「ふぅーん、まぁ俺には関係ないな」
材木座「いや、どうだ? 我とお主で出てみるのは?」
八幡「需要ないだろそれ。キングオブぼっちとただの中二病のデュオとか誰も見たくねぇよ」
以下略
149
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:39:26.01 ID:LAvZBq5ro
八幡「ドラムでもう一曲、やれるか?」
材木座「ふ、愚問だな」
以下略
150
:
◆.6GznXWe75C2
[saga]
2014/11/11(火) 21:40:33.97 ID:LAvZBq5ro
八幡「あと二人か……」
俺の中でメンバーは決まっている。あの二人なら、きっと了承してくれるだろう。
以下略
151
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/11/11(火) 23:05:04.64 ID:pUmz+M2Jo
乙ー
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