過去ログ - 【モバマスSS】????「みつあみ引っ張って」
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15: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:46:46.33 ID:dX2sRCzG0
「……あ!海が見えてきた!」


高速を抜け街道を走っていた時、不意にナオちゃんが窓を開けた。外の熱気が暴風となって車内に流れてきた。

以下略



16: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:49:00.07 ID:dX2sRCzG0
>>11改行ミスにつき修正

彼女が見せてくれたCDに写っていたのは、当時の日高舞とそれほど変わらないであろう年頃の女の子だった。

私には見覚えが無かった。
以下略



17: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:50:10.17 ID:dX2sRCzG0
>>13改行ミスにつき修正

ナオちゃんのCDプレイヤーから聞こえてきたのは、ちょっと昔のトレンディドラマで流れるようなアップテンポのメロディと、芯の通った少女の歌声。

「空にかかる虹」「名も知れぬ花」「あまねく光」「幸せな小鳥」と歌詞はとても抽象的だ。
以下略



18: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:51:22.41 ID:dX2sRCzG0
お昼を少し過ぎたあたりで私たち一行は目的の海岸に到着した。

近くの民宿にチェックインし、荷物をあらかたそこに預けた後、私たちは海へ向かった。

みんな服の中に水着を着こみ、いつでも海に入る準備は出来ている。
以下略



19: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:52:39.14 ID:dX2sRCzG0
私はしばらく拠点でジュースを飲んでその光景を見守っていたが、しばらくしてナオちゃんが私に耳打ちしてきた。


「ね、あっちの岩場の方に行ってみましょ」

以下略



20: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:54:11.36 ID:dX2sRCzG0
「うわあ、何これ」


こちらから見えなかった岩場の裏手には、様々な漂流物がうち捨てられていた。

以下略



21: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:55:26.35 ID:dX2sRCzG0
「……あー、こんなことならサンダル履いてくればよかった」

「私もー」


以下略



22: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:56:24.38 ID:dX2sRCzG0
「靴、センパイの拝借すればよかったね」

「いやよ、後で面倒になるの」

「それもそうね」
以下略



23: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:57:29.69 ID:dX2sRCzG0
ナオちゃんは目を輝かせてそれをじっと見つめていた。

駄菓子屋のショーケースを前にした子どものような目だった。


以下略



24: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:58:36.01 ID:dX2sRCzG0
分厚いレンズに覆われた彼女の瞳が大きくなる。

顔をほころばせたナオちゃんは、しかし私にお礼を言いかけ、止まる。


以下略



25: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 15:00:16.66 ID:dX2sRCzG0
「……うーん、どこだろう」


時折聞こえる彼女の独り言を聞きながら、私はじっと待った。

以下略



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