過去ログ - 【モバマスSS】????「みつあみ引っ張って」
1- 20
2: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:28:30.79 ID:dX2sRCzG0


「旅行?」

「うん、旅行」
以下略



3: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:29:24.63 ID:dX2sRCzG0
「みんなでさ、海行かない?」

「サークルのみんな?」

「そう、みんなで海行って遊ぶの」
以下略



4: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:30:13.37 ID:dX2sRCzG0
「んもう、ナオちゃんったら」

「でもでも、せっかくの夏休みだよ、バカンスだよ!どこか行かなきゃ損よ」

「確かに、せっかくの休みだもんねえ。でも車は?」
以下略



5: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:31:44.26 ID:dX2sRCzG0
ナオちゃんと私は同学年だが、年は二つほど違う。彼女の方が上だ。

専攻も違うが、学部共通講義のガイダンスで隣同士になり、会話をする機会があったのが縁の始まりで、

その後同じサークルに入部したことから本格的な交流が始まった。
以下略



6: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:33:46.08 ID:dX2sRCzG0
私はそっぽを向いたナオちゃんの機嫌をどうにか直そうと、彼女の話を肯定した。


「そ、そうね。確かに真夏のビーチでドライブするなら、ちょっとぼろい車の方がサマになってるわよね」

以下略



7: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:34:59.03 ID:dX2sRCzG0

それから一ヶ月後。

諸々の課題を私はきっちりと、ナオちゃんはどうにか片づけ、あっという間にバカンスの日は来た。

以下略



8: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:35:59.27 ID:dX2sRCzG0
「あと四つインターチェンジを越せばええんか?」

「はい、先輩。『もびきインターチェンジ』ってところで抜けてください」


以下略



9: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:37:12.25 ID:dX2sRCzG0
「あいよ。……なあ、何かラジオでもかけへん?」


窓の外をじいっと見ていたナオちゃんが先輩の声に反応する。

以下略



10: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:38:30.63 ID:dX2sRCzG0
「……やっぱり、アイドルのCDばかりねえ」

「やっぱりって何よ、やっぱりって」

「この前行ったCDショップでも日高舞のアルバム買ってたわよねえ」
以下略



11: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:39:34.68 ID:dX2sRCzG0
彼女が見せてくれたCDに写っていたのは、当時の日高舞とそれほど変わらないで

あろう年頃の女の子だった。

私には見覚えが無かった。
以下略



12: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:40:25.65 ID:dX2sRCzG0
「どれどれ……あー、どっかで見たことあったよーな……」

「ほら、先輩も知らないって」

「えー」
以下略



50Res/25.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice