過去ログ - 【モバマスSS】????「みつあみ引っ張って」
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6: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:33:46.08 ID:dX2sRCzG0
私はそっぽを向いたナオちゃんの機嫌をどうにか直そうと、彼女の話を肯定した。


「そ、そうね。確かに真夏のビーチでドライブするなら、ちょっとぼろい車の方がサマになってるわよね」

以下略



7: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:34:59.03 ID:dX2sRCzG0

それから一ヶ月後。

諸々の課題を私はきっちりと、ナオちゃんはどうにか片づけ、あっという間にバカンスの日は来た。

以下略



8: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:35:59.27 ID:dX2sRCzG0
「あと四つインターチェンジを越せばええんか?」

「はい、先輩。『もびきインターチェンジ』ってところで抜けてください」


以下略



9: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:37:12.25 ID:dX2sRCzG0
「あいよ。……なあ、何かラジオでもかけへん?」


窓の外をじいっと見ていたナオちゃんが先輩の声に反応する。

以下略



10: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:38:30.63 ID:dX2sRCzG0
「……やっぱり、アイドルのCDばかりねえ」

「やっぱりって何よ、やっぱりって」

「この前行ったCDショップでも日高舞のアルバム買ってたわよねえ」
以下略



11: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:39:34.68 ID:dX2sRCzG0
彼女が見せてくれたCDに写っていたのは、当時の日高舞とそれほど変わらないで

あろう年頃の女の子だった。

私には見覚えが無かった。
以下略



12: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:40:25.65 ID:dX2sRCzG0
「どれどれ……あー、どっかで見たことあったよーな……」

「ほら、先輩も知らないって」

「えー」
以下略



13: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:41:55.47 ID:dX2sRCzG0
ナオちゃんのCDプレイヤーから聞こえてきたのは、ちょっと昔のトレンディドラマで流

れるようなアップテンポのメロディと、芯の通った少女の歌声。

「空にかかる虹」「名も知れぬ花」「あまねく光」「幸せな小鳥」と歌詞はとても抽
以下略



14: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:43:23.07 ID:dX2sRCzG0
それから彼女は色々な人の曲をとっかえひっかえかけ続けた。

日高舞の曲も何曲かかかった。

先輩はイントロを聞いただけで誰の曲かを当てることが多かった。
以下略



15: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:46:46.33 ID:dX2sRCzG0
「……あ!海が見えてきた!」


高速を抜け街道を走っていた時、不意にナオちゃんが窓を開けた。外の熱気が暴風となって車内に流れてきた。

以下略



16: ◆Xh.MVoNL.A[saga]
2014/11/06(木) 14:49:00.07 ID:dX2sRCzG0
>>11改行ミスにつき修正

彼女が見せてくれたCDに写っていたのは、当時の日高舞とそれほど変わらないであろう年頃の女の子だった。

私には見覚えが無かった。
以下略



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