過去ログ - 山城「みんなと仲良くしたい?」霞「そうよ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/06(木) 18:59:10.02 ID:xSEJ23HBo
山城「・・・仲良くすれば、いいんじゃない?」

霞「そうね」

山城「・・・」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 18:59:36.62 ID:xSEJ23HBo
霞「なによ」

山城「いや、貴女ってもっと捻くれていると思っていたというか」

霞「どういう意味よ」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:00:11.74 ID:xSEJ23HBo
山城「どうしてまた急に」

霞「後ろから撃たれたらたまらないもの」

山城(・・・照れ隠しなら可愛いものだけど、その顔で言われると本気と取るしかないわね・・・)
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:00:50.44 ID:xSEJ23HBo
霞「ただ、言いふらされたら困るのよ。私にも面子ってもんがあるわ」

山城「はぁ、それで私? 口が堅そうに見えたのかしら?」

山城(それは、なんというか、・・・この子も案外かわいいところがあるじゃない)
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:01:27.27 ID:xSEJ23HBo
霞「あれ? ・・・あぁ、失礼なことを言ったわね。ごめんなさい。口が堅そうだと思ったのは間違いないから安心していいわ」

山城「あのね、まぁ、謝ってくれたからいいけど、そういうことはたとい本当でも口にだすべきじゃないわ」

霞「そうね。言っていいことと言うまでもないことはあるものね」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:02:16.11 ID:xSEJ23HBo
霞「本音って言うならあんたの友達を教えてほしいわ。あんたの友達なら信頼できそうだもの。私も見栄を張っても仕方ないしそいつにも後で相談したい」

山城「・・・・・・」

見栄を張っているのは私だけだった。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:03:49.23 ID:xSEJ23HBo
山城「それが皮肉でないなら何が皮肉になるのよという話になるけど一先ずそれは脇に置いとくとして、・・・うーん、それなりに仲がいいとは思うけども、友達というにはねぇ」

霞「あんたら姉妹と、最上、あとは時雨と満潮? なんというか、変人ばっかりね」

山城「扶桑姉さまは姉妹だし・・・」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:04:40.19 ID:xSEJ23HBo
山城「好きか嫌いで言えば、その中間くらいかしら」

霞「好きか嫌いで言ってないじゃない」

山城「中間管理職くらい?」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:05:30.08 ID:xSEJ23HBo
霞「・・・誰とツーマンセル組んでんのよ」

山城「お姉様と言いたいところだけど加賀よ。一緒にオフロに入ってる内に仲良くなったわ」

霞「あぁ、あんたら揃って長風呂だもんねぇ。・・・赤城は?」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:06:15.62 ID:xSEJ23HBo
霞「肯定するわ」

山城「・・・肯定しやがった」

霞「・・・?」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:07:04.80 ID:xSEJ23HBo
山城「別に、で? そういうあなたはどうなの?」

霞「は?」

山城「は?って・・・、友達よ友達。所属はどこだっけ」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:08:04.90 ID:xSEJ23HBo
山城「・・・あなたの部隊って」

霞「私、かげちゃん、霰に不知火よ。ちなみに「んーちゃ」と「ぬいぬい」ね」

山城「それは、なんて言うか・・・気難しそうな連中ね」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:08:52.07 ID:xSEJ23HBo
山城「あなたねぇ・・・。事は結構深刻じゃないの。あなたなら怒りそうなものだけど」

霞「そうは言うけど、あんただってもし金剛とか青葉とかのテンション高いやつばっかりの部隊に配属されたらどうよ」

山城「胃をやられるわね」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:11:00.83 ID:xSEJ23HBo
山城「まぁ、あなた達は駆逐隊にしては練度が異常だものねぇ。
霰は砲雷撃戦の名手だし、不知火は失敗するところ想像するほうが難しいし、あなたはあなたで部隊を率いさせたら右に出る者はいないんじゃないの?
知ってるわよ、駆逐艦の間ではもっぱら鬼軍曹で通ってるとか」

霞「那珂や神通ほどじゃないわよ。それだけじゃなくて歴代の第二、第四水雷戦隊旗艦のマジキチどもはそれなりに尊敬してるわ」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:12:22.14 ID:xSEJ23HBo
霞「で、不知火はあんな奴だし、霰は楽しくおしゃべりって感じでもないし」

山城「・・・言いたくはないけど、その二人と比べるとまだあなたとの方が話せそうね・・・」

山城(なるほど、それで霞に狙いを絞ったのね)
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:12:52.18 ID:xSEJ23HBo
霞「私だっていろいろ努力したわ。一緒の布団で寝たり、下着や食器を共用にしたり」

山城「一足飛ばしで仲良くなろうとするな! それはもっと打ち解けてからよ!」

山城「・・・い、いや打ち解けてからもどうなのよ!」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:13:59.87 ID:xSEJ23HBo
霞「キスと言っても不潔なことはなにもないわ。精々ほほに軽く当てるやつよ」

山城「あ、ああ母親とかにやるようなやつね」

霞「歯ブラシだって別よ。生理用品は流石に不衛生だわ。下着だって交代制で一緒に洗ってるから分けるのめんどくさい以上の意味は無いし」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:14:28.45 ID:xSEJ23HBo
霞「そもそも発端は神通の鬼みたいな訓練のせいよ。すぐボロボロになるせいで消費が激しすぎるもの。前々から配給が追いつかない時は借りてたりしたし丁度いいから共用にしたの。建前だけね。なるべく自分のを使ってるわ」

山城「うーん、それだけ聞くと健全通り越してよくある姉妹ね。思ったより仲良さそうで安心したわ」

霞「けど、最近私のだけ妙になくなるの早いのよね・・・」ボソッ
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:15:20.56 ID:xSEJ23HBo
山城「他の子は?」

霞「霰と不知火のこと? 霰はほんとに姉妹艦だし、仲は、うーん、あいつはなんというか大人しいからなんとも言えないけど、たまに甘えてくる程度じゃないかしら。私もあいつは嫌いじゃないわ」

霞「不知火は協調性の欠片もないけど、こと軍務に関しては大真面目だからそもそも気にしてないかしら。べたべたとくっつくだけが友情じゃないわ。あんたんとこもそうじゃないの?」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:15:59.60 ID:xSEJ23HBo
霞「最初は無理してたんだけど、だんだんやぶさかではなくなったというか、一緒にいてドキドキするというか」

山城「仲が良いのはいいことだけど、ドキドキは異常だから節度は守りなさい」

山城(しかしまぁあけすけにモノを言う子ね・・・愛の形は人それぞれとは言え・・・)
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/06(木) 19:17:43.88 ID:xSEJ23HBo

霞「だから言ったじゃない。後ろから撃たれかねないって」

山城「ほんとのことしか言わないのね、いやマジで恐れいったわ」

以下略



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