過去ログ - 吹雪「迎えを待っていたんです」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 22:43:27.74 ID:sQ4l+FLzo
そういえば妖精さんは今頃何をしているのでしょうか

帰り道を一緒に来てたから、もしかしたら私に巻き込まれて海に落ちてしまったかも

でもあの時にはもういなかった気もするから、無事でいてくれたら幸いです


物を考えることも出来なくなって、ふやけた思考はそこで止まってしまいました

目を開いても映るのは暗い海の景色で、もはや陽の光なんて見れないようです

沈んでいくうちに視界もどんどんと暗くなっていって、目を閉じたのか単に暗くなったのかもわかりませんでした


もうそろそろ限界の様で、眠たくって仕方がなくなってきました

きっとここで眠ってしまったら、次に目を覚ますことはないのでしょう

最期に夢のような体験ができたのだから、この海の底でもまた幸せな夢が見れたらと思います


照り付ける陽射しに頭を揺らされるように、波に頭を揺られて

何も考えられないのがどこか気持ちよくて、ただ意識がどんどんと細くなっていったその時です

暗闇しかない視界にわずかな光が灯ったように感じて、その光を追ってか細い意識を向けたんです


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