50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:32:19.96 ID:8dEwV6H4o
男「…」チーン
男「…」
―――
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:33:45.03 ID:8dEwV6H4o
男「今日はありがとうございました」
おばさま「いえ、こちらこそありがとうございました」
男「また、お伺いしてもよろしいですか?」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/11/09(日) 11:34:18.73 ID:A5D2sQ6LO
>>46
笑うわwww
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:36:22.45 ID:8dEwV6H4o
使い猫「男さま」
男「あっ、ごめんね、待たせちゃって」
使い猫「大丈夫です、では参りましょう」
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:38:09.10 ID:8dEwV6H4o
ばあさま「今、お茶を淹れて来るからこちらで待っててね」
男「おかまいなくー」
使い猫『男さま、男さま』
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:40:39.69 ID:8dEwV6H4o
ばあさま「ビックリしたでしょう?」
男「ええ、ホントに…」
ばあさま「最初は1匹とか2匹とかそれぐらいだったんだけどね、餌と屋根のある場所を提供したら瞬く間に増えていったわ」
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:45:02.41 ID:8dEwV6H4o
ばあさま「ウメちゃんね、お医者さまから余命を宣告されて、指輪にふさわしい人を探してたのよ」
男「でもそれは娘さんでもよかったんですよね? 見たところ指輪を悪用しそうにありませんでしたが」
ばあさま「んー、まぁ、あの子も年だしねぇ。…それで、よさそうな若者を見つけたら道を聞いてその人を観察してたって」
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:46:15.27 ID:8dEwV6H4o
ばあさま「さてと、猫達があなたと話したそうにしてるわよ」
男「え?」
ばあさま「あれ。さすがにあんなにじっと見られたら、その指輪がなくても気付くわよ」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:47:29.96 ID:8dEwV6H4o
ボス猫「ん? やっと来たかい」
男「うん、ごめんね、おまたせ」
ボス猫「アタシらもさ、ばあさんが死んでから寂しかったんだよ。だから今日はたっぷり話し相手になってもらうからね」
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:48:52.59 ID:8dEwV6H4o
ばあさま「ご飯の時間よー」
男「え? あ! もうこんな時間! 長い時間おじゃましてすみませんでした! 今おいとましますね!」
ばあさま「でも、あなたの分のご飯も作っちゃったわよ?」
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:50:20.69 ID:8dEwV6H4o
男「ふぅ、ごちそうさまでした。美味しかったです、ありがとうございます」
ばあさま「お粗末さま、こっちこそありがとうね、楽しかったわ。年末年始ぐらいしか子どもたちも帰ってこないし、ずっと1人での食事だったから」
使い猫「男さま、男さま」
71Res/36.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。