過去ログ - 後輩「先輩、やっぱりここにいたんですね」
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 00:48:52.81 ID:XyWoQDJY0
男「……話が終わったのなら、帰ってくれ」

 声を絞り出した。

 もう僕を苦しめないでくれ、そう望みながら。
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 00:50:59.36 ID:XyWoQDJY0
後輩「お婆ちゃんに最低限必要な事を教えて貰ってから、私は初めて学校に行きました。そして気付きました。
   私がどれだけつまらない生活を送っていたかを。知ってから、急に怖くなったんです。あのままだったらどうなっていたんだろう、って」

男「……黙れ」

以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 00:52:44.02 ID:XyWoQDJY0
後輩「……わかりました。でも、私は明日からもあの図書館に行きますからね。覚悟してて下さいよ」

 後輩が廊下に出てドアを閉めた後から、男の部屋は静寂に包まれた。

 少しして、すん、と小さく男の鼻が鳴る。
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 00:56:35.66 ID:XyWoQDJY0
翌日


司書「おや? まだ正午だと言うのに、どうして君はここにいるのかな?」

以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 00:57:56.87 ID:XyWoQDJY0
男「しかも性質が悪い事に、あの子、全校生徒の中でもかなりの人気者らしいんですよ」

司書「可愛いからね、あの子」

男「チャラいやつらにここの事をしつこく聞かれたので、避難しに来たんです。半日くらいサボっても、僕は痛くも痒くもありませんし」
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 01:00:02.48 ID:XyWoQDJY0
後輩「先輩、やっぱりここにいたんですね」

司書「また君に大切な経験値を稼がせてくれる子が来たようだね」

男「どうでしょうね」
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/10(月) 01:00:12.01 ID:pO2PaI8ho
読んでるからね。楽しみにしてるんだからね。


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 01:01:47.17 ID:XyWoQDJY0
男「……で?」

後輩「で? ってなにがですか?」

男「なんで僕を探していのかって聞いたつもり」
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 01:02:37.92 ID:XyWoQDJY0
終わり

読んでくれてありがとう


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/10(月) 01:04:15.13 ID:pO2PaI8ho
ここからが楽しい展開じゃないのか
続きがよみたい!
おつ


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/10(月) 01:04:41.55 ID:rp59W8cno

唐突に終わりすぎじゃないですかね
だがおもしろかった


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