過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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34: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:33:05.02 ID:5NjTgzOY0
必殺技を使ったマーチの眼前には、N・アカンベェの姿はなかった。
れいか「後ろです! マーチ!」
ウルフルン「超高速のナスカに敵はねぇ。終わったな」
翼を広げ天を舞うN・アカンベェの強烈なキックがマーチに炸裂した。
キュアマーチ「うわあああっ!」
翔太郎「マーチ!」
キュアピース・L「きゃあっ!」
キュアサニー・H「ううっ……!」
フィリップ「ピース! サニー!」
ウルフルン「お前らじゃこの三体の相手をするには遅すぎる。速さがちげーんだよ。速さが。わかったらさっさと諦めて――」
キュアマーチ「諦め……ない……」
膝を振るわせ立ち上がるも、既に満身創痍。戦える状態ではないということは誰の目から見ても明らかだった。
ウルフルン「あ?」
キュアマーチ「絶対に……諦めない……」
ウルフルン「ハッ、笑わせんな。てめぇが一番ボロボロじゃねぇか」
キュアマーチ「それでもっ!」
ウルフルン「なっ!?」
キュアマーチ「それでも、私はお前たちを倒して子供たちを助けるんだ!」
ウルフルン「吠えるだけなら犬でもできるんだよ! やれ、アカンベェども!」
三体のドーパント・アカンベェがマーチへ襲いかかろうとした時、風都の風車がゆっくりと廻り始めた。
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