過去ログ - 穂乃果父(今日はハロウィンか)
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2: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 01:17:17.37 ID:pxyYpehBO
穂乃果「おとーさーん!トリックオアトリート!」

穂乃果父「はい饅頭」

穂乃果「洋菓子は!?」
以下略



3: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 01:21:54.95 ID:pxyYpehBO
いっそのこと休みでもいいんじゃないか?
と思ったが、ハロウィンに馴染めないのか買いに来るお客さんも少し居るのだ。
そういう人達の為にも店は開けておきたかったので、暇なりにも営業中なのである。

ちなみに俺は別にハロウィンが嫌いなわけではない。むしろ好きだ。
以下略



4: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 01:27:07.33 ID:pxyYpehBO
穂乃果母「お父さん」

穂乃果父「どうした?」

穂乃果母「今日、どうせ暇でしょう?見たい映画があるから見に行きたいんだけど」
以下略



5: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 01:37:53.09 ID:pxyYpehBO
正直な所、平日に居間でゴロゴロしているのは些か落ち着かなかったので丁度良かった。

とはいえ、やはり暇なものは暇だ。
妻が出て行ってから2時間。来た客は僅かに二人である。

以下略



6: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 01:48:04.58 ID:pxyYpehBO
昔のレシピに頼らず、一から試行錯誤を重ねていると、時間が飛ぶように過ぎて行った。
気づけばもう夕陽が差していた。いくつになっても、菓子を作るのは楽しいもんだ。
完成した菓子を見ながらそんなことを思った。
今日は俺にとっても良い息抜きになったのかもしれない。

以下略



7: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 01:56:49.14 ID:pxyYpehBO
穂乃果「さっ、絵里ちゃん!上がって上がって!」

絵里「ちょっと、そんなに引っ張らなくても……」

絵里……?どこかで……
以下略



8: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 02:05:15.38 ID:pxyYpehBO
お茶やお菓子を出すことさえ許されなかった俺は、
店仕舞いまで後少しなので厨房でぼんやりしていることにした。

ガチャ

以下略



9: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 02:10:16.90 ID:pxyYpehBO
閉店の時間を迎えたので片付けを始めた。今日のお客はたったの二人。
例年のハロウィンに比べても少なすぎるので一抹の不安を覚えたが、
昨日や一昨日はそんなこともなかったのできっとハロウィンのせいだろう。

片付けを終えて、残ったのはハロウィン限定の菓子だけ。
以下略



10: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 02:13:18.63 ID:pxyYpehBO
絵里「じゃあ、そろそろ帰るわね」

穂乃果「うん。あ、送っていくよ」

絵里「別に大丈夫よ」
以下略



11: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 02:19:13.01 ID:pxyYpehBO
穂乃果「おとーさーん。絵里ちゃん送ってくね」

絵里「お邪魔しました」

穂乃果父「あーちょっと待て」
以下略



12: ◆YEtLYl4h6fE5
2014/11/13(木) 02:23:52.94 ID:pxyYpehBO
穂乃果「さすがに絵里ちゃんに押し付けるのはどうかと思うよ」

穂乃果父「押し付けてるんじゃなくて……その、なんだ。
結構、上手くできたから誰かに食べて欲しいんだよ。御家族とか居るだろう?」

以下略



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