過去ログ - 叢雲「拒否…ですって?」 提督「拒否…だと?」 大和「はい、拒否です」
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2014/11/13(木) 20:26:59.37 ID:08LtSTFx0
前作は
叢雲「私たち、何のために・・・」 提督「・・・それが俺たちさ」
となります。
前作を読まなくても読める物になるよう気をつけるつもりではありますが、関連する言葉など出てくるため前作を読んでいただけると助かります。
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2014/11/13(木) 20:29:25.47 ID:08LtSTFx0
深海凄艦に対抗できる艦娘という戦力がありながら、艦娘が市民団体の妨害により出撃できずに海上自衛隊と民間船に多大な被害が出た「北大東島沖事件」から、三ヶ月が経った。
事件の中心となった小規模鎮守府である那覇鎮守府は呉鎮守府との統合か、増強かで意見がわかれた。
当初、県民感情に配慮すべきと言う意見が多数だったが、神出鬼没な深海凄艦への対抗拠点は多い方が良いと言う意見も出始めた事。
現在交渉中の東南アジア各国との対深海凄艦協定を締結したさいの拠点としては最適な位置だったこともあり、議論は完全に宙に浮いていた。
以下略
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2014/11/13(木) 20:34:03.43 ID:08LtSTFx0
一機の彩雲がゆらゆらとこっちに近づいてくるのが見えた。
私は手を伸ばし、その彩雲をやさしく抱き止める。
以下略
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2014/11/13(木) 20:36:59.51 ID:08LtSTFx0
「よっし、今日の任務もこれで終了か…とっとと帰って飯にするか!」
「アンタね…また潜水艦にやられても知らないわよ?」
早く帰ろうとする摩耶に叢雲が釘をさす。
以下略
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2014/11/13(木) 20:40:06.98 ID:08LtSTFx0
「第一艦隊帰投しました!」「梯子下ろせー!」
「しっかし…これだけはなんとかなんねぇかなぁ…」
海岸で梯子の用意をする海自隊員を見てアタシは呟いた。
以下略
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2014/11/13(木) 20:42:47.97 ID:08LtSTFx0
叢雲が梯子を登りながら言う。まぁ、他の鎮守府…ここと似たような小規模鎮守府の中にはクレーンで吊ってぶら下げて運ぶような所もあると聞く。それに比べたらまだマシなのかも…
「お疲れ様です、瑞鳳さん…よっと、ファイトォー!!」
「い、いっぱぁ〜つ…」
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2014/11/13(木) 20:45:13.54 ID:08LtSTFx0
「作戦完了、第一艦隊帰投したわ、報告書よ」
「はい、はい…了解しました。少し不安もありますが…良いでしょう。あの子たちにも良い経験になると思います。」
執務室に入ると提督が電話をしていた。ノックの返事を待たずに入ってしまう辺り、この鎮守府は結構フランクだと思う。小規模ゆえだからだろうか?
以下略
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2014/11/13(木) 20:56:17.63 ID:08LtSTFx0
「はい、ではそういう事で。」
『安心したまえ、君が居ない間は私が直々に鎮守府に赴き、可愛い艦娘達と楽しい時をすごすことにしよう』
「アナタの居場所はここではないでしょうに…それに奥さんもいるでしょうが…」
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2014/11/13(木) 21:00:34.86 ID:08LtSTFx0
「一佐と電話?」
「あぁ、まったくあの野郎…今までの方法で俺が動じなくなったと思ったら更にもう一手撃ってきやがった…」
「あの人にも困ったものね?」
以下略
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