過去ログ - 「朝倉涼子って言います。宜しくお願いします」凄い美人がそこにいた。
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/14(金) 18:12:09.11 ID:lD9erjVj0
「あんたの自己紹介の番なんだからさっさと終わらせなさいよ!」

後ろから乱暴に声をかけられた。

後ろを見た。一般的には美少女に分類されるであろう少女が不機嫌そうな仏頂面で俺を見ていた。
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/14(金) 18:13:28.89 ID:lD9erjVj0
「あんたで詰まってて迷惑してるの。さっさと自己紹介をしなさいよ」

俺を睨みながら心底迷惑をしている様な言い方をする少女に何か言い返そうかと思ったが、特別思いつかなかったので促されるままに立ち上がり自己紹介をした。

おそらくは恙なく自己紹介を終えた俺は着席し、再び朝倉を観察する作業に戻った。
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/14(金) 18:14:11.25 ID:lD9erjVj0
「ハニ…、いや、朝倉さんだよな?」

俺が声をかけると、

「うん。そうよ。もう名前を憶えてくれたのね。嬉しいわ」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/14(金) 18:15:27.17 ID:lD9erjVj0
「友達募集中っていう、あれだ」

俺の方から用件を切り出した。

「あれね!もしかして…わたしの友達になってくれる気なのかしら?」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/14(金) 18:16:35.80 ID:lD9erjVj0
翌日、後ろの席に座ってる仏頂面の少女が話しかけてきた。

「ねぇジョン。あんた朝倉の事が好きなの?」

ジョンって誰だよ!なんて突っ込む気も起きなかった俺は質問にのみ答えた。
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/14(金) 18:17:10.89 ID:lD9erjVj0
「俺に声をかけたのはそんな用事か?」

「え!?あ…うん、まぁ………」

ばつが悪そうに少女が答える。
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/14(金) 18:18:07.91 ID:lD9erjVj0
昼休みはハニーの元で食べていたのだが、ほどなくして朝倉の取り巻きに追い出されたしまった。

仕方がなく俺は中学の頃から比較的に仲が良かった国木田とその近くの谷口と言う奴と食べる様になった。

その谷口が俺に話しかけてきた。
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/14(金) 18:19:28.24 ID:lD9erjVj0
「朝倉を諦めても涼宮は止めておいた方がいいぜ?」

ハニーを諦めるなんてことはあり得ないが一応谷口の話に付き合ってやることにした。

「涼宮?誰だそれは?」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/14(金) 18:21:06.00 ID:lD9erjVj0
そんな感じでクラスに馴染み始めた頃には、連休が開けていた。

連休が明けて暫く経ったある火曜日の事だった。後ろの席の涼宮とやらが再び声をかけてきた。

「ねぇジョン。あたしの髪型どうおもう?」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/14(金) 18:21:38.87 ID:lD9erjVj0
翌日、涼宮は長かった髪をバッサリと切ってきた。

「ねぇ、今度の髪型……」

懲りずに涼宮が声をかけてきた。
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/14(金) 18:22:13.12 ID:lD9erjVj0
数日後、廊下で覆面を被った生徒にいきなり殴られた。

「あなたの所為で新川さんが………」

などと悔しそうに呟いていた。
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