過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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110: ◆takaJZRsBc[saga]
2014/12/06(土) 23:11:16.37 ID:bG7RJr3r0

               ◇     ◇     ◇


夕食を食べ、食後に生徒と適度に遊び校舎と寄宿舎を見回る。
久々にそんな平和な一日を過ごして、あとは一っ風呂浴びて寝るだけだな、とKAZUYAは大浴場に入った。

そして風呂からあがった時、同じタイミングで大和田がサウナから出てきたのである。


「お、KAZUYAセンセイじゃねえか」

「一人か? 珍しいな」

「いや、最初は兄弟と入ってたんだけどよ。病み上がりだろっつって早めに出させた」

「正解だな。あいつは放っておくとすぐに無理をする」

「風紀委員のくせに手ェ掛かるよなー、まったく」


並んで服を着て、雑談をしながらシャコシャコと歯を磨くKAZUYAと大和田。
二人共筋肉質で体が大きいので、歳の離れた兄弟に見えなくもない。


「あ、そうだ! センセイに見せてえもんがあるんだ。ちょっと俺の部屋に来てくれよ」

「ん? 見せたいもの?」


妙にご機嫌な大和田に連れられ、KAZUYAは大和田の部屋に向かった。


― 大和田の部屋 PM9:44 ―


「……汚いな」


不良の部屋が綺麗な方がおかしい気もするが、不二咲を入院させた時に一度綺麗にしたはずだ。
しかし今、大和田の部屋はやけに汚くなっていた。あちらこちらに物が散らばっている。


「しゃあねーだろ! 実は昨日、兄弟と不二咲と桑田と苗木が俺の部屋に泊まったんだよ。
 今日も丸一日兄弟に付き合わされてたし、片付けるヒマがなかったんだ」

「そうか」


そう言いながら、大和田は散らばった物を拾って片付け始める。
素で部屋が汚い桑田よりはマシかもしれない。




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