過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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222: ◆takaJZRsBc[saga]
2014/12/28(日) 22:47:00.99 ID:+IS8xoh00

K「安心してくれ。今度のは気管挿管ほどは疲れんはずだ。……神経は使うがな」

苗木「一体何を……」

K「静脈注射。つまり注射だ」

苗木「ええええ?!」

石丸「ちゅ、注射ですか!」

K「そうだ。ゴムチューブに布を被せただけの簡単な模型ではなく、いよいよ人体――俺の体を使う」

苗木「え、で、でも……!」

K「……注射の重要性はお前達でもわかるだろう? 俺が手術で手が離せない時に
  補助が出来るし、何より出血が酷い時は輸液や輸血で時間稼ぎが出来る」

K「気管挿管と注射……この二つが使いこなせれば大きな武器となるのは間違いないんだ」

石丸「そう、ですね……」

苗木「…………」

苗木(石丸君、顔が青いぞ。多分僕も似たようなものだろうけど……確かに先生の言う通りだ。
    いざって時に出来るか出来ないかは大きい。……でも、やっぱり血を見るのは怖い)

苗木(ましてや先生の体を針で刺すなんて……)

石丸(……本当に、僕に出来るのだろうか。もし神経を突き刺したら腕が麻痺するのでは?!
    い、いや……医者になるならこれは必ず通る道だ。そんなことわかっていたではないか……!)

K「……怖いか。まあ、当然だな。最初は誰だってそうだ」

石丸「ちなみに、先生が初めてされたのは……?」

K「五歳の時だったかな。親父相手に。それはそれは怖かったよ」

苗木・石丸「…………」

K「だが、この技術は確かに俺と……色々な人を助けてくれた」


KAZUYAは語って聞かせた。彼が小学生の時、或いは中学生の時に
不慮の事故に遭った人の治療をした話を。二人の生徒は真剣に聞いていた。


K「どうだ? やれるな?」




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