過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
1- 20
228: ◆takaJZRsBc[saga]
2014/12/28(日) 23:43:15.30 ID:+IS8xoh00

苗木「…………」

K「苗木、お前は怪我人を見た時どんな気持ちになった? 傷ついた友人達を見てどう思った?」

苗木「……悔しかった。僕にも何か出来ることがあればって思いました。あと、
    テキパキと処置をする先生が格好いい……正直、羨ましいって思いました」

K「医者になるのに、強固な決心や決意がなければいけないなどという決まりはない。
  誰かを助けたい。人の役に立ちたい。その気持ちがあるならお前はもう立派な医者志望だ」

苗木「そう、ですね……うん、そうだ。ありがとうございます。先生は人を励ますのが上手ですね」

K「……同じことを石丸にも言われたよ。俺は人を励ます天才だそうだ」

苗木「あの石丸君が天才って言ったんですか……?!」


驚愕する苗木の顔を見て、KAZUYAは柔らかく笑う。


K「石丸も、お前も、他のみんなも変わった。――勿論良い方に。
  だが俺の力ではない。俺はほんの少し手助けをしただけだ」

K「自信を持ってくれ。そして影からみんなを助けてやってくれ。お前なら出来る!」

苗木「はいっ!」


苗木が去ってからも、KAZUYAはまだ考え事をしていた。


(……てっきり黒幕の邪魔でも入るかと思ったが、何もなかったな)

(付け焼き刃の医療など何の意味もないと思っているのか、俺の悪あがきを面白がっているのか)

「或いは両方、か――」


今までのモノクマの言動から、黒幕は計算よりも自分の欲求を判断基準にしていることは
明らかである。なので、予測不能なKAZUYAの動きを面白がっている可能性は十分ある。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/658.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice