過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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402: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/02/22(日) 23:16:53.72 ID:gqE68cTz0

               ◇     ◇     ◇


「先生! 西城先生!」


校内の見回りをするKAZUYAに、背後から声が掛けられた。駆け寄ってきたのは不二咲だ。


「ん? 何だ、不二咲?」

「あの、最近忙しそうだったから言い出せなかったけど倉庫の……」

「……ああ、そうだったな!」


KAZUYAは笑顔で不二咲と一緒に倉庫に行くと、二人で色々なガラクタを持ち出す。
不二咲では手が届かない場所の物も、大きくて重い物もKAZUYAなら楽々と取り出して運べる。


「わあ、やっぱり西城先生は力持ちだねぇ!」

「大神に連戦連敗の俺が唯一勝てるものが腕力だからな……」


と言ってもうっかり手加減などしようものならあっという間に負けてしまう。それほどに彼女は強いのだ。


(朝日奈だってそこらの男よりよっぽど体力があるし、男の自分より女性の方が
 強いという事実が、ますます不二咲のコンプレックスを刺激してしまったのかもな……)


しかし、生まれもった体格だけは努力ではどうにもならないのだ。それ以外の方法で自信を
つけていくしかない。幸いにも不二咲には武器がある。自分はただ見守っているだけでいいだろう。


― 不二咲の部屋 PM7:43 ―


「ちょっとゴチャゴチャしてるかもしれないけど……」

「なに、桑田の部屋より遥かに綺麗だよ」




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