過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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667: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/05/19(火) 21:09:57.15 ID:PZa+1bm70

(……大の大人が隠れられるとしたら、ベッドの下かシャワールーム)


特にベッドの下に刺客がいたら不味い。くるぶしを銃で
撃ち抜かれでもしたら、戦うどころか逃げることすら危うくなる。


「君の部屋は随分色々物があるな。全てモノモノマシーンで手に入れたのか?」


KAZUYAはおもむろにチェストの近くに近寄ると、置いてある小物を手に取った。


「あのマシーンは本当に便利ですわ。大きい物から小さい物まで何でも出てきますし」


チェストの上にはジャネル、アナスィなど名だたるブランドの化粧品が
置かれているが、男のKAZUYAにその価値がわかるはずもない。


「しかし、これだけ揃えるならかなりのハズレもあったろう?」

「あら、超高校級のギャンブラーを舐めてもらっては困りますわ。最小限のリスクで
 最大のリターンを得るのがわたくし。欲しいものくらい簡単に引き当ててみせます」

「それは凄いな。……おっと」


KAZUYAはマニキュアの瓶を戻す振りをして床に弾く。丸い瓶は狙い通りベッドの下に入った。


「失敬」


すぐに拾う振りをしてKAZUYAはベッドの下を覗き込む。


(ベッドの下には何もなし……あとはシャワールームか……)


KAZUYAはすぐに瓶をチェストに戻す。しかし、シャワールームは難関だ。
大の男が女性の部屋のシャワールームを覗いたりしたら変態のそしりは免れないだろう。


「そういえば、女性の部屋のシャワールームは鍵が付いているそうだが、ちゃんと鍵はかかるか?」


苦し紛れに浮かんだ言葉を言ってみる。




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