過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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668: ◆takaJZRsBc[sage]
2015/05/19(火) 21:20:06.51 ID:PZa+1bm70

「鍵ですか? かかりますが、それが何か……?」

「いや、もし暴漢でも押し入ったらと思ってな」

(……やはり苦しかったか)


仕方ない、もし襲って来られたらそこのテーブルを蹴り上げてぶつけ、相手の武器を奪い……と
KAZUYAはどう考えても医者ではなく特殊部隊の隊員のようなシミュレーションをし始める。

……が、意外にもセレスは自分からツカツカとシャワールームの方に行き、ドアを開けて見せた。


「ほら、ちゃんと動きますでしょう?」ニコッ、カチャカチャ

「……そのようだな」

「女性の部屋のシャワールームが気になるなんて、見かけによらずウブなのですね」ウフフ

「そういうつもりはない……!」

「まあ、こちらに注意が行っていると落ち着いて話せないでしょうしね?」


苦い顔のKAZUYAを見て、セレスはクスクスと笑う。


(どうも彼女と話すとペースを崩される。苦手だな……)

「とりあえず座ってくださいな」


KAZUYAは椅子の背に手を掛けるが、セレスは何とベッドに座って横を手でポンポンと叩く。


(横に座れと言うことか?)


筋力のない彼女がKAZUYAを[ピーーー]なら、銃は必須だろう。セレスに付いて行く際、KAZUYAは
彼女のジャケットが不自然に膨らんでいたりしていないか注意深く観察していた。


(上着の下には何もなかった。だが、スカートの下はわからんな……)


もし武器を取り出そうとしても自分が取り押さえる方が早い。
そう判断して、KAZUYAは少し離れた所に座る。




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