過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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979: ◆takaJZRsBc[saga]
2016/01/16(土) 23:41:51.96 ID:Pwa3vmmV0

霧切「おかしいわ。だってあなた、あれだけ学級裁判を楽しみにしていたじゃない。学級裁判の、
    特にお互いの疑心暗鬼を楽しんでいたあなたが、何故私達にあっさり答えを教えるの?」

「!」


霧切の視線は鋭い。全てを見透かすような目でモノクマを貫く。

……だがモノクマは動じなかった。事件が起こった以上、全てが手遅れなのだから。


大和田「そうだ! おかしいだろうが! 仕組まれてたんじゃねえのか?!」

モノクマ「別にボクは石丸君が犯人だなんて言った訳じゃないよ。
      ただ、状況を見たら明らかだよね?って言っただけ」

苗木「そんなの屁理屈だ!」

モノクマ「屁理屈を言ってるのは君達でしょ! プンプン。とにかく、ハイ。モノクマファイル」

K「俺達が何を言っても無駄か……」

モノクマ「そうだよ。とっとと捜査しなさい! キミ達が無為に過ごしてるその時間は
      誰かが過ごしたかった時間なんだよ! 時間を無駄にしない!」


そういうとモノクマは足早に去って行った。途方にくれた者達を残しながら……


K「……捜査を開始しよう」


絞り出すように声を出したのはKAZUYAだった。生徒達の辛さはわかっている。
だからこそ、最年長で大人のKAZUYAが彼等を導き背中を押してやらねばならなかった。


霧切「……そうね」

大和田「兄弟の無実を証明するんだ!」

桑田「ああ。石丸はこんなことするヤツじゃねーしな」

不二咲「石丸君、少し待っててねぇ……」

石丸「…………」


当の石丸は変わらず動かなかった。石像のようだ。




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