過去ログ - もしもプラチナスターライブシーズン2でPがエターナルハーモニーばかり構っていたら
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/27(木) 22:13:27.54 ID:SeW/7+j/o

 母を説得するというハードルはあれども、それさえ達成してしまえば今までの苦労がすべて報われることになる。

 養育費の支払いがされるから我が家の家計も楽になるため、母の苦労も減り家族との時間が増える。

 今は住む家が違うため毎日会うことはできないが、お父さんは週に一日ほど私や弟に会ってくれることを約束してくれた。

 私と弟に父親という存在が返ってくるため、これまでの寂しさから解放され、父に甘えることだってできる。

 アイドルを辞めることに抵抗なんてなかった。父親を見つけるまでの障害をショートカットしただけにすぎなかった。

 私が本当に欲しかったものはもう手に入れてしまった。だから、頑張るのはもうおしまい。

志保 「それじゃあ……今まで、ありがとうございました」

 事務所への電話を切って、ソファへと身を預ける。ピンと張り詰めていた糸が緩んだ気分で、だらしない姿勢になっているはずだ。

 そんな私の頭を、すこしゴツゴツした大きな手が優しく撫でてくれた。

父 「志保はいい子だな」

志保 「私、普通の女の子になったよ。これでおとーさんともっと一緒にいられるね」

 家族の説得はまだこれからだが、今の私はこんなに幸せなのだからきっと母も弟も受け入れてくれるはずだ。


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