過去ログ - 【シュタゲ×ゴルゴ13】岡部「ゴルゴ13?? なんだそれは」
1- 20
24: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:04:34.08 ID:be4CRHL4o
唐突に訪れた死の予感。

岡部「う、う、嘘、だろ?」

ぺたんとその場に尻餅をつく。なんとか射線を遮るべく前に突き出される俺の右腕。その行為に何の効果もない事は明白だ。俺はただその姿勢のまま、指の隙間から見える表情のない男の顔と、引き金にかかったその指を交互に見上げる事しか出来なかった。
以下略



25: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:05:36.82 ID:be4CRHL4o
???「グアッ⁉︎」

もう駄目だ、と反射的にギュッと目を瞑った俺の耳に頓狂な声が響いた。場違いなその声に恐る恐る目を開く。薄く開いた俺の眼前には見慣れない大きな男。その向こうでうずくまる黒づくめの男。その傍には先程まで俺を狙っていた拳銃が無造作に転がっている。

助かった、のか?
以下略



26: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:07:29.35 ID:be4CRHL4o
黒づくめの男の方は先程から身じろぎ一つする事なく、同じ姿勢のまま気を失っているように見える。まさか死んでるなんて事はないだろうな?まぁ流石に大丈夫だろう、多分、いやきっと。

さっき携帯で連絡を取っていた事からコイツに仲間がいる事は明白だし早くここから立ち去った方がいいのだが…。いつの間にか腰が抜けていたらしい。言うことをきかない足に鞭打って何とか立ち上がろうとする。

しかし、そんな俺の事など眼中にないかのように、メシアは背を向けるとその場を立ち去ろうとした。
以下略



27: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:08:40.32 ID:be4CRHL4o
岡部「あ、あの!こ、腰が抜けて動けないんだ、だから、その、助けて!」

なんとも情けない格好で情けない事を口走る俺。でも仕方ないじゃないか、たった今俺は殺されそうになったのだ。

男は俺の声に反応して振り返る。
以下略



28: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:10:11.29 ID:be4CRHL4o
ーー未来ガジェット研究所ーー

ラボに辿り着くと未だに誰も来ていないようだった。まだ8時前なのだから当然と言えば当然か。

岡部「さ、入ってくれ。汚い所で申し訳ないが。直ぐに飲み物を入れるからそこのソファにでも座って待っててくれ」
以下略



29: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:12:48.41 ID:be4CRHL4o
岡部「さぁ出来たぞ。飲んでくれ」

立ったままの彼にマグカップを渡す。助手の私物だが後で洗っておけば問題ないだろう。俺は自分の分のコーヒーを彼と並んで立ったまま口にする。

ゴルゴ「…」ジ-
以下略



30: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:14:37.11 ID:be4CRHL4o
岡部「そうは言ってもだな…、というかその仕事と言うのは?さっきも同じ事を言っていたが、俺を助ける事が何故デューク、こう呼ばせてもらってもいいかな、デュークの仕事になるんだ?」

ゴルゴ「それよりここは何だ?」

華麗なるスルー、とはこの瞬間の為にこそ存在する言葉なのではないだろうか。
以下略



31: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:16:23.27 ID:be4CRHL4o
ゴルゴ「電話レンジ……」

岡部「うむ、電話と電子レンジという今まで交わる事のなかった両者がこのラボで奇跡の邂逅を果たした結果生まれたのがコレだ。接続された携帯電話を介して電子レンジの遠隔操作を可能にした優れものなのである!」

ゴルゴ「…」
以下略



32: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:17:24.29 ID:be4CRHL4o
岡部「フ、フフ、フゥーハハハ!」

岡部「デュークよ、アナタにもこのラボの偉大さが理解して頂けたようだな」

岡部「よかろう!只今をもってデューク・東郷をラボメンNo.008に任命するッ!」
以下略



33: ◆htW1ZO/bAk[saga]
2014/11/19(水) 17:18:37.29 ID:be4CRHL4o
今日はここまでです
また明日か明後日に更新予定です


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/19(水) 17:34:44.66 ID:VfCxSxHro
乙です


66Res/55.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice