過去ログ - 【艦これ】過去と現在とこれから【非安価】
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◆KLAgkjjJSA
[saga]
2014/11/19(水) 22:44:55.78 ID:nboBF98QO
一通の手紙に目を通す。宛名は無いがそれが誰が書いたのか位は私でも想像がついていた。
「叢雲か大井か…着任したての時の話を引っ張り出している辺り叢雲かな。大井はミスをしない」
分厚い手紙には日頃の不満や感謝の言葉などが綴られていた。
らしくない…いや、本来はこうなるべきだったのかもしれない。
私は椅子に持たれかかり、壁に飾られた数々の勲章とそれを支えてくれた仲間達の写真を見る。
「…あれからもう大分と経つのだな」
口にすれば軽く聞こえてしまうが実際は本当に修羅場だった。最初はまだ良かった。男1に対して2人だったから。だが遠征の効率や負担の軽減の為に加速度的に艦娘を増やしてから私は気がついたのだ。
この鎮守府には男が私だけしか居ない事に。
艦娘達が悪いわけではない。彼女達は私の指揮や無茶な指示によく耐えてくれている。今だに遠征のルーチンなどは昔のままだがそろそろ見直してもいいかもしれない。
高速修復剤の保有限界を超えている。その数は4000には届かなかったが二日程度なら全ての鎮守府のカバーができる量だった気はする。
初めはこのバケツを被れば服が直る事に驚いたがそれ以前に彼女達が何故私たちを信頼してくれているのかが解らなかった。
意思のある兵器が今までであった事もない男に尽くしてくれる…言葉にするとさっき程の数百倍の重さと謎がそこにはある。
着任したて時から少し振り返るとしよう。横須賀鎮守府に着任して、大井と叢雲に初めて会ったあの日から
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