過去ログ - 勇者の娘「お父様の仇を討ちます」
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34: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/11/23(日) 11:54:56.05 ID:O3+Giyc+0
>翌日

令嬢「…で、あそこなんて潜むのに最適だと思わない?」

従者「おー、いいですね。俺ならあそこから10メートルは跳躍できますよ!」

昨日から暗黒騎士が戻らない為、自室で朝食を済ませた後、従者に城内を案内して回っていた。
魔物達は自分たちが主従関係と知らない為この組み合わせに不思議そうな顔をしていたが、暗黒騎士の妻と、暗黒騎士の部下という関係ならいくらでも言い訳のしようはある。

令嬢「まぁ暗黒騎士は魔王を真っ先に討つ方がいいと言っていたから、私の光の剣が使い物になるまで目立ったことはしない方がいいのだけれどね」

従者「了解です!俺はなるべくここの魔物達に溶け込んでおきます!」

令嬢「声が大きい」

従者「わ、す、すみません」

令嬢「全くもう…」

有能なのに少し抜けている。けれどまぁ、従者のそういう所が気に入っていたりもする。私は、つい頬を緩めてしまった。

?「夫以外の男と仲良くするのね、貴方は」

令嬢「あら」

と、声をかけられて振り向くと、昨日の娘がいた。
貧乳と言われたせいで意識してしまうが、よく見るとなかなかぼいんぼいんだ。

令嬢「ご機嫌ようぼいんさん」

?「変な呼び名をつけないで下さる」

令嬢「失礼。お名前は」

?「あら知らなかったの?全く、誰も私のことを教えていないなんてどういう事…私は魔姫、魔王の娘よ」フフン

令嬢「魔王のぼいん娘…」

魔姫「一言余計!」キーッ

魔姫はプンプン怒っている。これはからかったら面白そうだ。


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