過去ログ - 勇者の娘「お父様の仇を討ちます」
↓ 1- 覧 板 20
36: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/11/23(日) 11:55:55.31 ID:O3+Giyc+0
令嬢「昨日は悪うございましたね」
暗黒騎士「…ん?」
翼人の言う通り、暗黒騎士が帰ってきたので、とりあえず声をかけた。
令嬢「命の恩人に対して冷たすぎましたね」
暗黒騎士「…別に気にしてはいない」
令嬢「従者や翼人に言われて少しは反省しました」
暗黒騎士「あの猿か…チッ というか翼人と会話したのか」
令嬢「えぇ、彼とは仲が良いのですか」
暗黒騎士「まぁ他の奴よりはな」
令嬢「へぇ。あ、あと魔姫さんにも声をかけられましたね」
暗黒騎士「あー…なかなかキツい人だろ、何か言われたか」
令嬢「…」
翼人は、魔姫が暗黒騎士に惚れていると言っていたが。暗黒騎士はそれに気づいていないのだろうか?
令嬢「貧乳と」
暗黒騎士「事実だな」
よし、やはり暗黒騎士もいずれ討とう。
暗黒騎士「魔王は、幹部の中から誰か、1番見込みのある奴を魔姫の婿にするつもりでいる」
令嬢「貴方も幹部では?」
暗黒騎士「俺は最も候補から遠いだろう。それに、政略結婚は好かん」
令嬢(貴方が今しているのもある意味政略結婚じゃあ)
暗黒騎士「それに俺は…ああいう世間知らずの箱入り娘でなくて」
令嬢「えぇ」
暗黒騎士「その…お前みたいな」
従者「お嬢様ぁー!夜食くすねてきましたー!!」バァン
暗黒騎士「……」
令嬢「あら美味しそうねぇ。食べましょう」
暗黒騎士「…この猿がーっ!」
従者「あだだどゎーっ!?」
暗黒騎士が従者の頭をぐりぐりし始めた。つまみ食いくらいでこんな制裁を加えるとは、何て厳しい人だ。
151Res/126.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。