過去ログ - 提督「人ではないことに変わりはない」
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117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:43:50.13 ID:jVQLw1dcO


「ははは......大将閣下、ですか。実は秘書を二人お連れになりましてね。
彼女たちに優劣はつけられないから、と」

「......なるほど」

「提督、言い忘れていましたが、大将閣下の秘書に変わりはありませんでした」

隣の加賀が大佐の言葉に言い添える。

思い出してみれば大将の秘書は、あるときから常に同じ二人に固定されていた。

戦場においては猛る餓狼、陸において大将の両腕。

我が国一の切れ者の人物の部下は、確かにいずれ劣らぬ我が国一の戦闘者の二人であった。

その戦力は現在の飾りでしかない元帥を凌駕し、

戦果も他の追随を許さないその者たちの名は大和に武蔵。

この国において、つまり世界中を見渡しても大将が優劣はつけられない、というのならば何人も彼女たちへの評価は挟めまい。

大和に武蔵といえばそれほどに鉄壁な側近中の側近であった。



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