6: ◆KpPu4lHfcc[saga]
2014/11/22(土) 22:00:25.72 ID:ruDIfM3ro
浴槽を後にすると、脱衣所ではバスタオルを持った母が待っていた。
少女が母の傍らに目をやると、壁には黒いローブの掛かったハンガーが下げられている。
今宵、少女が身に纏うものは、このローブ一枚である。
「さあ、儀式の時間は迫っていますよ」
言いながら、母が少女の頭にタオルを被せた。腰まである銀糸を丁寧に拭いてゆく。
頭頂から首筋へ、背筋へ、腰へ。ゆっくり、丁寧に。
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