過去ログ - 男「いらっしゃいませー」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/23(日) 22:43:41.02 ID:3JTFNys10
【今日のおすすめ 秋刀魚定食】

男「……よしっと」

青年「ありゃ、今日は何仕入れてきたんですか」

男「良い秋刀魚が安売りしてたからな。今日は秋刀魚定食だ、味噌汁とおひたしの用意すんぞ」

青年「うーっす……」

女「店長、ティッシュが切れてるんですけど、どこに予備ありますか?」

男「あ、これだな。よろしく」

女「はーい!」ニコー

男「お前もあれくらい楽しそうに働いてくれればなぁ……」

青年「聞こえないっすね」

男「ハァ……よし、開店だ!」


カランカラーン

女「いらっしゃいませー!」

旅人「……」

女「おひとり様ですね、席にご案内いたします!」

男(変わった服装だ、遠くから来たのかな)

旅人「……この、秋刀魚定食とやらを一つ」

女「秋刀魚定食一人前です!」

男「よっしゃ」

青年「眠てぇ……」カチャカチャ

男「おお、やっぱアタリだったな。すげぇ香りだ」ジュゥウゥゥ

青年「まかない期待してますねー」

男「こいつ……」ハァ

女「おまたせしましたっ! 秋刀魚定食です!」

旅人「……」スッ

旅人「……うまい」

男(そりゃな。今朝仕入れた特上の秋刀魚だ。さらに大根おろしとスダチ醤油を添えてある)

旅人「皮がパリパリ……身はホクホクで、ジューシーな脂を大根おろしが包み込んで……)

旅人「味噌汁とほうれん草のおひたしも……申し分ない味……」

旅人「……ごちそう様でした」カランカラーン

女「ありがとうございましたー!」

青年「旦那、今の人、どこかで見たような」

男「……んー、確かに……どこだっけ?」

青年「……あ! 確か、有名な詩人の人ですよ!」

男「ああー、思い出した! この前テレビに出てたな」

青年「驚かないんすか?」

男「どんな人だろうと客は客だ。さ、皿洗ってこい」

青年「……そうっすね」


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