過去ログ - ハルヒ「BLって素晴らしいわね」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 03:08:18.66 ID:tgtZELLQO
 「ぅ…、な、何…して……?」
 「ここでも感じますよ」

 答えになってない。
 長い指が躊躇することなくぐっと奥まで侵入してくる。痛みと呼べるほどの痛みはないが、気持ちが悪いことに変わりはない。腰を捩るようにして何とか逃れようと計ると、下手に動くと中が傷つきますよと恐ろしいことを平然と言われて硬直した。
 ゆるゆると指が奥と入口を往復し始める。
 ぬるついた感触と共に割りかしスムーズに注挿されるのは、古泉が指に絡めた唾液と精液のせいだろう。くちくちと小さな音を立てて肉が擦れる感覚に、俺はめちゃくちゃに叫び出したいのを必死に堪えた。

 「やめ…、やめ、ろッ…、こい、ず…、…」
 「もう少し我慢してください」
 「ぅっ…無理、だっ…、……気持ちわるい…」

 お前に少しでも良心があるなら止めてくれ。
 祈るように念じたが露ほどの効果もあろうはずがない。這入りこんだ異物が一層強く何かを探るように蠢かされる。吐き気がする。吐くぞこの野郎。

 「……この辺ですかね」

 独り言のように呟きながら、古泉が奥の一点を押した。

 「…っあ……!?」

 まるでそれがスイッチになったかのように、身体に電流が走り腰が跳ねる。
 突然の強烈な感覚に訳が分らず古泉を見ると、得たりとばかりに薄く唇を歪めて俺が反応を示した箇所をしつこく指の腹で擦り始める。

 「ぁ、…ひッ、…ッ!、な、んだよ、これ…ッ!!?」
 「前立腺ですよ。ココを、こう、されると…気持ち良いでしょう?」
 「あ、ぁあッ、やだ、ぁッ…、…っ!!」

 聞いたこともないような甲高い声が自分の喉からせり上がる。
 涙が滲み出てくる。感情から来る涙じゃない。生理的な涙だ。口元を掌で押さえながら仰け反って喘ぐと、指が増やされたのか圧迫感が更に増す。

 「う…、…ッいた…、…、っ…」


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