過去ログ - ハルヒ「BLって素晴らしいわね」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 03:08:49.06 ID:tgtZELLQO
 内臓を直接いたぶられる嫌悪感と、拡げられ擦れる粘膜のひりつくような痛みと、身体の奥の奥から湧き上がる抗えない快楽がない交ぜになって脳髄を焼く。処理しきれない膨大な感覚の波に、俺は古泉の腕に爪を立てることで耐えた。
 空気をはらんだ水音が響く。おかしくなりそうだ。
 止めてくれ抜いてくれ頼むからとうわ言のように懇願し続けると、散々そこを弄ったあとずるりと指が抜け出ていく。その感覚がまた気持ち悪くて呻いた。

 妙な圧迫感がなくなってほっと息をつく間もなく、今度は両足が抱え上げられる。
 何をするんだ、と古泉の顔を見ると、俺の脚を肩に担ぐようにした古泉の何ともいえない凄惨な微笑と目が合った。


 「力、抜いていてくださいね」


 何で、と聞くより先にとんでもない痛みに襲われる。
 まさか。

 「いッ!!!、…痛いッ、いた…、やめろ、ッこいず、…!!!」

 こいつ、自分のアレを入れるつもりか!
 圧倒的な質量を持ったものが、熱を伴って這入り込もうとしてくる。
 指なんかとは比べ物にならない。身体を引き裂かれるような痛みと、熱さに全身が硬直した。一気に涙が溢れてくる。

 「ひ、ッ無理、だ…っ、そんなの、入る、わけない…ッ!!」
 「大丈夫です、入りますよ。あなたが力を抜いて大人しく受け入れてくだされば、痛みも最小限で止めますので」

 例え人体構造上可能であっても倫理的には不可能だ!!
 本来出口であるべきソコに異物を挿入されるなんて、ましてそれが同じ男の性器だなんて、俺の普遍的な道徳観念にはとても許せそうにない。
 もしかしたら今日この時間、俺が部室に来ず古泉の頭もおかしくならなければ、生涯知らずに済んだ体験なのかも知れない。童貞喪失前のバックバージン喪失なんざちょっと友達には言えない性経験じゃないか?こんな形でそんな経験するのは嫌だと、例え訴えてみたところで遠慮もなくぐいぐいと中に押し入ろうとしている古泉が止めてくれるとはとても思えない。


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