過去ログ - ハルヒ「BLって素晴らしいわね」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 03:34:26.85 ID:QGKEYDT0O
「ひ、…」
ぞくりとして思わず喉が鳴った。
そのまま耳のすぐ傍までくちびるをよせた古泉が、幼子に言い含めるような調子で甘い声を出す。気色悪い。そうされると妙に力が抜ける。
「僕も出来ることなら『秘密をばらされたくなければ』なんて陳腐な台詞で脅迫したくはないんです。あなたが僕の言う通りに常と変わらず振る舞ってくだされば、あなたは秘密を守れて僕は閉鎖空間の発生を懸念する頻度が減る。お互いにメリットがあると思いませんか」
騙されるか詐欺師め。
それを世間じゃ脅迫というんだ。
そもそも俺が被害者であって、俺はお前に賠償請求なりできる権利があるってことを忘れてないか?
ふふ、と低く含み笑いが耳朶をくすぐった。
「さっきも言った通りですが一言で言い換えますと、あなたに拒否権はありません。
言ってる意味、わかります?」
ああ。どうやってもお前は俺を脅迫する気だってことがよくわかったよ。
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