過去ログ - ハルヒ「BLって素晴らしいわね」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 19:56:03.59 ID:QGKEYDT0O
「……っ、!」
それが口の中に既にないということは、また飲み下されたのかと考えが至り、顔から火が出そうに熱くなった。駄目だ、恥ずかしすぎる。
「案外早かったですね……ふふ、そんなに悦かったですか」
立ち上がって俺の退路をふさぐように壁に両手をついて覆いかぶさった古泉が、やっぱりあなたもこんな場所だから興奮してるんじゃないですか、と意地悪い声で囁く。
お前みたいな変態と一緒にするんじゃない。
いくら強制されたとはいえ、こんな公共設備のトイレで男にいいようになぶられて射精するなんて、俺の極めて平凡な良識通念にはかなりのダメージだ。凹む。
こいつはどこまで俺にアブノーマルな変態行為を強いれば気が済むのか。
そろそろ自己嫌悪を通過して自殺願望がわいて出そうだ。
絶頂直後の倦怠感も手伝って、半ば放心状態でいると、古泉がよくない手つきで腰の辺りを撫でて来た。
「う…ッ、ぇ、お、おい…!?」
ジーンズの隙間から忍び込んだ指が、下着をかい潜り尻の狭間を伝うようにして降りていく。すぐに行き着いた其処を、ぐっと指の腹が押した。
「やッ…、やだ…、こいずみッ……、!」
こいつまさか、ここで最後までする気なのか!?
弛緩していた身体が一気に緊張する。
いくら奴が変態でサディストでも、そこまで無体を強いることはあるまいと思っていただけに、焦りまくった声が出るのを抑えられない。
耳許を含み笑いがくすぐったかと思うと、中に潜り込もうとしていた指が、口をつぐんだままのそこを円を描くように撫でる動きに変わる。
「だってずるいじゃないですか、あなただけ気持ち良くなるなんて」
それは100%お前の所為であって、断じて俺に責任の所在などないぞ。
第一考えてもみろ。
能う限り声を立てずに射精しただけでこんな有様なんだ。
あんな過重労働をこんなところで強制されたら、俺は間違いなく死ぬ。死因は呼吸困難、若しくは羞恥・屈辱による憤死だ。
俺はそんな家族に泣いても貰えなさそうな死に方は選びたくないぞ。
「そうですね…。ここで最後までして足腰立たなくなられても
後処理に困りますので」
古泉から多少は理性的な言葉が出たことに、幾許かほっとして肩から力を抜いた。が、その直後同じ口からついて出た台詞に、俺の思考は完全に沈黙した。
「口でして貰えますか。それで妥協しますが、どうです?」
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