過去ログ - "I just simply want to help you," he said.
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35: ◆2Vbu1jfJjcpd[saga]
2014/11/29(土) 19:06:56.73 ID:fv/NRZKT0
小躍りした後、るんるんスキップで最後の階段を上がって焦げ茶色のドアに鍵を差し込むレッサー。
が、そこで彼女の手がピタリと止まる。

「あっれー、不用心ですね。鍵開いちゃってますよ」

「閉めてったぞ俺は」

おかしいなと思いながら前に出てドアを開くと、なぜか女物の靴ばかりがズラッと並んでいた。当然上条に女物の靴をそろえる趣味はない。
では何だ。いや待て…、と靴を注意深く観察してみたところ、どうにも見覚えがある。
そんなことを考えていると、やや後ろから室内を覗いていたレッサーが言った。

「あら、ベイロープ達が来てるみたいですね。もう、抜け駆けですかプンプン!」

「また大所帯だな……。フロリスに鍵渡したのは俺だし文句はないけどさ」

「……なんだか私が勝手に入った時とはエライ違いですね。複雑ですよ! 出てこいフロリスめ! 私が鍵をあずかります!」

「アホか。お前に渡したらいよいよ上条さんの部屋じゃなくなるっつの」


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