過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[sage saga]
2014/11/30(日) 23:04:45.00 ID:BzWp/sCCo
提督「三人も邪魔だと思ったら偽装を降ろして構わん。錆びてしまうかもしれんが、大事に保管するぞ」
響「じゃあ、私はもう降ろしておくね」ゴソゴソ
提督「いくらなんでも判断が早すぎないか」
響「一年以上も艤装無しで暮らしていけてるみたいだから、大丈夫だと思ったよ。それに、これからは無駄に体力を消耗する訳にもいかなくなるだろうしね」
提督「聡明な子だ」ナデナデ
響「────」
提督「さて、三人は利根の所へ戻って釣りをして貰って良いか」
金剛「提督はどうするデス?」
提督「私は塩を回収してくる。今以上に塩は必要になるはずだ」スッ
金剛「あの塩田デスか。了解しまシタ」
提督「では、行ってくる」スタスタ
金剛「…………提督って、全くやらしい目をしまセンでシタね」
瑞鶴「うん。初めは恥ずかしかったけど、あの真剣な目を見たらそんな気持ちも無くなったわ。むしろ、丁寧に直してくれて嬉しかった」
響「……………………」スリスリ
金剛「? 頭を撫でてどうしたデスか、響?」
響「ん。人に頭を撫でられるのって、思ったよりも気持ち良いものだと思ってね」
金剛「…………」
瑞鶴「そうなの?」
響「私はそう思ったよ。今まで考えた事もなかったけど、良いものだね、あれは」
瑞鶴「へぇ。今度、私もお願いしてみようかしら」
響「正直、私は病み付きになりそうで少し怖い」
瑞鶴「そ、そこまで?」
響「自分でもビックリさ。落ち着けるって言えば良いのかな。とにかく、何かが解れていきそうな感覚がするんだ」
瑞鶴「ふーん?」
金剛「…………」
金剛(あの手が、テートクのものであれば良いのにと思うのは、私だけなのでショウか……)
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