過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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836:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/06/02(火) 07:50:03.42 ID:L+M5NtALo
提督「──なんとか夕食までには終わりそうだな。調子はどうだ、利根」サラサラ

利根「覚える事自体はそこまで無いが……適切な判断を下せるかどうかが心配になる……」カキカキ

飛龍「最初はそんなものです。私も初めはおっかなびっくりしながらやったんですよ? ──はい、お二人ともお茶です」スッ

提督「ありがたい」ズズッ

利根「ありがたいのう。……のう飛龍、我輩も茶の淹れ方を覚えたいぞ」ズズッ

飛龍「後でです。今は書類の処理を覚えちゃって下さい。焦っても仕方が無いですよ?」

提督「…………」チラ

飛龍「……言いたい事は分かりますけれど、言葉に出さない分キツイですね」

提督「ならば言葉にしようか」

飛龍「ごめんなさい……遠慮しておきます……」カリカリ

利根「……うーむ。飛龍、ここはこれで良いのかの?」スッ

飛龍「どれですか? ──ふむふむ。大丈夫ですよ。この調子で腕を付けていきましょう」

利根「おお、本当か! 少しずつじゃが自信が付いてきたぞ!」カキカキ

提督「利根、突然だが一つ問題を出そう」サラサラ

利根「うむ? どうしたんじゃ?」カキカキ

提督「一番危険なミスを犯すのは、どういう状況だと思う? 無論、日常の範囲内でだ」サラサラ

利根「うむ……? むぅ……寝不足、かの?」カキ

提督「いいや違う。それはだな、物事に慣れ始めた時だ」サラサラ

提督「初めは慎重に行動するが、段々とミスが少なくなってきて慣れてきた所で確認不足をしてしまう。その結果、とんでもないミスを起こしかねない事になる。これは乗り物の運転でよく聞く話で、死人も出るくらいだぞ。……そうだな、今回だと数字の桁を一つ間違えているとかだな」サラサラ

利根「? ────!!」

利根「……今後も今回のようにならぬよう、慢心せず注意して書類を片付けてゆくようにする」カキカキ

提督「よろしい」サラサラ

飛龍「まだまだこれからですよ、利根さん」カリカリ

利根「むむぅ……」カキカキ

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